ブラック会社員が6棟59世帯の大家さんになれた話②(不動産会社編)

1 / 2 ページ

前編: ブラック会社員が6棟59世帯の大家さんになれた話①(学生から就職まで)
後編: ブラック会社員が6棟59世帯の大家さんになれた話③(証券会社編)

今回は不動産会社へ新卒で入社したときからのお話しです。公務員試験で遅れてしまった民間企業への就職活動の遅れを取り戻すべく、いろいろな企業で面接を受けました。

 

業界はパチンコ業界、小売り、不動産、金融など業界絞らずに、とにかくお金が稼げそうな仕事を見つけていました。

 

そんな中で、一部上場企業、CMでも当時有名だった某アパートメーカーの面接に行ったときのことです。2次面接の時です。

 

その面接官が「うちはかなり厳しいけど本当についてこれる?」と聞かれ、「はい!大丈夫です!」と元気よく答えます。その面接館の言葉の意味は入社後に知ることになります。

 

入社後は新人研修をグアムに1週間滞在して行いました。私が入社した年の新入社員は1000人は超えています。そして、帰国後は各支店に配属され、実践にうつっていきます。

 

具体的にどのような仕事だったかというと、地主さんとアポを取るのが仕事でした。そして、アポが取れたら上司と同伴で地主さんのところへ行き、新築アパートを建てませんか?と営業をしていくのです。

 

この「アポを取る」のが超大変。アポの取り方は2種類あります。飛び込み営業とテレアポです。飛び込み営業では、パラシュートというやり方があって、上司の車に乗って地方の駅から遠いところで、車から降ろされます。

 

そして、地主さんっぽい家のところへいたすら飛び込みをしていくのです。

 

テレアポは、地主さんの連絡先データが蓄積されていて、そこにひたすら電話をしていきます。しかし、地主さんも無限にいるわけではないのですぐに電話をかける先がなくなります。

 

すると、今度はタウンページで土地を持っているか分からない先にひたすら電話をします。

テレアポの大変なところは、1日300件以上電話をしても、アポが取れないときはとれないんです。

 

アポが取れないのも大変でしたが、それ以上に大変なのが上司からの「つめ」です。私は会社に入社するまでその言葉は知りませんでした。

 

 

簡単に言うと、「怒られる」ことです。アポが取れなければ、もちろん成約になることはありません。だから、アポが取れないと、課長や上司から1時間から2時間ず~と怒られます。

 

「お前の頭はカニ味噌だ」「アポが取れないなら、お前はタダ働きだから辞めるか、アポ取るか、死ぬかどれか選べ」「死ね」こんなことを言われるのは日常茶飯事です。

 

 

そして、今でも覚えているのが、テレアポでアポが取れなかったときのペナルティです。テレアポは上司以外の部署メンバー全員で一斉にかけはじめます。そして、電話をかけ始めてから1時間経過するとごとに、服を1枚脱いでいきます。

 

 

そして朝から電話していてもそう簡単にアポは取れません。そしたらどうなっていくかというと、部署全員が裸で電話営業をする事態となっていました。同期の中には、アポが取れていないのに取れたと言って、抜け出す人もいました。

 

私はバカ正直だったので、嘘はつかずに頑張って電話をしていたのですが、ついにパンツ一丁になってしまいました。

 

 

まさか、もう次はないだろうと思っていましたが、次の1時間経過後に上司から言われたことは「ブックオフのビニール袋をまいて電話しろ」と言われたんですね。

 

隣の部署には女性社員もいるし、当時のオフィスは1階で、窓越しで外からも見れるようになっていたので、とても恥ずかしかったです。

 

トイレもその姿で行き、女性社員に笑われたのをよく覚えています。それでもアポが取れなければ、机に座らせてもらえず、床に正座して段ボールを机にしてテレアポをします。今思うと本当に、よく3年も続けたな~と思います。

 

みんなの読んで良かった!