第1章〜「お前には無理だよ」を無視し続けてきた22年。〜
いや、分かっていたから。
「変わりたい」ではなくて「変わる」と確信していた。
猛勉強の末、
その学校にはなんとか合格することができた。
合格通知を手に取ると同時に
16歳の僕はたくさんのことを知った。
・人目は気にするだけ本当に無駄。
・「変わりたい」とか言ってるうちは変われない。
・「変わる」と決めて初めて変われる。
・無理って言われてもやりゃできる。
始まりは全て塾長の放ったあの一言。
きっとあの「お前には無理だよ(笑)」がなければ
僕は本当に合格を勝ち取ることはできなかった。
(ありがとう塾長。)
それからというもの、
僕は何かをやるときはいつも無謀な目標を立てるようになった。
そして人目を本当に気にしなくなった。
偏差値53のくせに偏差値63くらいの大学に行くって言い始めて
もちろん大学受験でも言われた。
「お前には無理だよ(笑)」
この
「(笑)」
これ!!!!!!
この「(笑)」がもう嘲笑ってれば嘲笑ってるほど原動力になる!!!
人が笑うってことは誰も目指さない目標ってことだから
途中からは笑われることに快感すら覚えるようになって。
ただただ笑われることが怖かった頃が懐かしい。
努力が実って、何とか大学受験も成功した。
本当、この頃は人生で一番調子に乗った(笑)(笑)
「我、無敵なり!!!(´°▽°`)がはははははははは」
だった。
だけどこの頃の僕はまだ知らない。
人生はそんなに甘くないということを。
そして、大きな大きな挫折が
すぐ側まで近付いていたことを。
〜コアラ戦士@S.O〜
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