Chapter1 自己否定が生み出したいじめ

私は、4人家族の長女として埼玉県のとある病院で生まれました。父親は公務員、パートアルバイトの母を持つごくごく普通の家系です。ですが、父の関係で私は幼い頃から何度も転校を余儀なくされていました。転校を繰り返していく中で幾度となくいじめを経験しました。家族仲はよかったので、相談はしていましたが、学校でいじめられた反動からか、2歳下の妹を家でいじめては泣かせて、そして私は父に手を挙げられていました。いつしか家族の間では私は「暴力女」「汚い」「不潔」そう呼ばれるようになり、学校でも家でも「自分」というものを認めることできなくなっていました。

    

  

中学校に入ったことがきっかけで勉強や部活に追われ、妹へのいじめは治まりました。ですが私には一つだけどうしても消し去れないものがありました。それは自分に対する醜さです。と、いうのも私の家族は妹も含め、どちらかというと日本人ばなれした顔立ちをしていました。ぱっちりとした二重に彫りの深い目鼻立ち。くっきりと象られた唇。私だけが、一重の薄い顔だちをしていました。

  

   

このころから、自分の容姿にまるっきり自信がなく、そこから自分を表現することも、考えを発言することにも自信が持てずネガティブのオーラに塗れていました。当時、かねてから付き合っていた同じクラスの彼氏からもいじめを受けるようになりました。

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