下書き

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で、つき合った後、いつも母に



『ロミナはキューピットだったの♡』といわれ、

少しずつキューピットにならなくてはいけない・・・という

謎のプレッシャーを感じはじめるのでした。




しばらく何年かのこの彼とは週末婚のような形をとっており、

週末は大好きだった母と二人のアパート生活に全く居場所がなくなる事になるのでした。




幸せは長くは続かない。


そんな風に曲がった思考はじわじわと作られていったのでしょうね。





私の保育園の送り迎えは祖父がチャリでしてくれました♡


私にとっての祖父はスーパーヒーローで、


お迎えになると、『ロミナのじーちゃんがきたぞ!!』と皆に言われて面白くてかっこいい自慢の祖父でした。



でも、祖母宅へ帰ると祖父はいつも祖母にいびり倒され、

『じーさんを悪く言うしゃあしゃ(祖母)は許せない』

そんな気持ちになっていた様に思います。



祖父は私を甘やかし倒したので、私が食べたい!という物は内緒で何でも食べさせました。




特にウインナーにはハマって、おやつにはかならずウインナーを出してくれました。



無知識ゆえ・・・




じーさん、生ウインナーそのまま出してたけど。




今考えると恐ろしい。w




私とじーさんはしゃあしゃ(祖母)におびえる運命共同体であったと勝手に思っているので、



皆で食事するとロミナが怒られる、そんな気遣いから、よく



『ロミナ先に食べるか?』と夕飯を先に1人で食べさせてもらう事もしばしば。



ママ母にいじめられるシンデレラのような感覚でいたのかもしれません。笑



自分の人生そうして、何かの物語に見立て、自分を客観的にみるスキルはどんどんあがっていきました。笑



その時、

実際野菜でたべられるのはキュウリきゅうりとなすなすくらいでした。




残すと祖母にキツーーーく怒られるので祖父はそんな甘やかし方をしました。




そんな影響もあり栄養が偏っていたロミナ。




食べたい物だけ食べ、少しずつ太って行く・・・

でもこの頃はまだ太ってはいませんでした。



元々色白フェイスではありましたが、


もはや青白い顔が標準装備。



温泉にいくと必ず貧血をおこし、真っ裸のまま倒れ、



知らないおばちゃんとかに助けられる・・という事もしばしば。



今思えば危ない子だったなガーンと思います。



その当時保育園の先生も、顔色の悪いイメージだったのでしょう。



母は誰からも好かれる愛され人間。

ロミナの担任にも好かれ、その影響で娘の私はなりたくもない、まさかの発表会の主役になったりしました。




青白い顔の私ロミナが主役にぴったりの白雪姫。



何度もオエツをこらえておこなった発表会の練習・・・



地獄でした。



でも、母の期待に答えなきゃ。

じゃなきゃ母はまたロミナの前からいなくなってしまうかも・・・



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