下書き
そんな思いを胸にやりきった白雪姫。by保育園年長。
なにかあると、
父のところへ返えそうか!!と、まるでものや飼い猫?みたいに祖母がいうから・・・
もう怖くって。
しかも母もたまに同調する事があって。
祖母の怖さ故か、なんなのか・・
私はトラブルを起こしては行けない!て思っていました。
ある意味やさぐれそうな境遇であってもグレなかったのは、
この事があるからかもしれません。笑
母は父を悪く言うことが多々あったので、
父の事をめちゃ嫌な奴って思っていたのでね。
そんな所にいきたくないって思ってたんですよ。
ある日、
朝から本当にしんどい日があったんです。
いつもの様に顔は青白くて・・・
『今日は保育園やすみたい』
初めて勇気を振り絞って母にいったんですけど、
保育園に行きたくない仮病って思われて、
大好きな祖父にも信じてもらえなくって・・・
めちゃめちゃ悲しかった。
今でもその記憶は鮮明に覚えています。
お寺の横にあった保育園。
頭クラクラしながら、祖父の自転車の後ろにのり、
もう手が祖父の腰から落ちそう
保育園について、寺の横を通って行く一歩一歩に吐き気を覚え、
この世に私の味方なんて1人もいないのかもしれないと、
考えながら石畳をわたり、涙がじわじわ溢れて来た事。
担任に『いつもの顔色!大丈夫!』と軽く、言われ誰も私の言う事を信じてはくれない・・と諦めに変わったあの瞬間
昼ご飯食べて吐き戻し、
先生がロミナの熱はかったら、
『39.2℃』
ほら!!って嬉しく思う反面、誰も私のこと信じてくれなかった。という悲しさで押しつぶされそうになりました。
早退し、
祖父母宅に帰ると、
『何で熱なんかでたの?』
『昨日薄着で寝たからじゃないの?』
『ぜったいにうつらないように部屋にいて』
そんな風邪を引いた理由さえも問いただされ、
叱られる。
ケガをした時も同様でした。
私が何かトラブルを起せば人に迷惑をかけ、
問いただされ、怒られるんだ。
そんな風に感じました。
唯一弱音を吐けるのは私が3歳の時から飼っていた
猫の『みゃあ』でした。
ひとりっこの私にとってお姉ちゃんの様な存在でした。
みゃあがいなかったら私、どうなってたかな。
悲しくなると、みゃあは何か察して私の膝にくるんです。
でも、みゃあも同様祖母におびえて生きていて、
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