絶望の先に希望を見いだした男の話~第2章~
~絶望の先に希望はあるのか?~
中学を卒業し、高校へ
3年間に及ぶいじめに耐えて、
中学校を卒業し、
私立の高校の進学科へ進学した僕は
大学へ入るという目標を立てて、
勉強の虫になっていました。
高校の進学コースということもあり、
言い方は悪いですが、
‟クラスメートの質が高かった”ので、
中学時代のようなじめも起こらず、
平穏な高校生活を送ることができました、
ただ、
高校生活の3年間、
ただ取り憑かれたかのように勉強、
そして、暇さえあれば、
‟ゲーム”
ばかりしていました。
この頃、
ちょうど家庭用ゲーム機や格闘ゲームが
流行っていた時代でした、
中学の件もあり、
内向的になった僕にとっては
お似合いの遊び道具でした、
学校の帰宅途中は
毎日ゲーセンに寄り道して格闘ゲーム、
家に帰っても、
ずっとゲーム、
普通に寝ずに徹夜するのもざらでした、
大学進学後も、、、、
一応、高校3年間、
それなりに勉学に励んだおかげで
地元の大学へ合格したのですが、
そのあとの目標がない、、、
大学合格自体が
人生のゴールとなってしまい、
目標を失った僕は、
大学にも行かずに
引き続きゲームばかりしていました。
普通なら華の大学生
やること探しに旅に、、、
と少しプラス思考な人なら
そういう考えになるんでしょうが、
悲しいほどマイナス思考の極致にいた僕は
なんの解決策も見出さず、
ただひたすらゲームをし続けるだけ、
そこには、
何の面白みもなく、
ただただ現実逃避、、、
ゲームという、
ただの作業。
ただの作業を繰り返す
それだけの毎日、
そういう状態が約2年ほど続いて
大学3年目の春、
大学を中退しました、
今考えれば、
恐ろしいほどの時間を無駄にしたと
我ながら思います、
そして、時は流れ、現代。
ニンテンドウスイッチの品切れニュースを
傍目に
“ゲームはコスパのいい時間つぶし”
しかし、
逆を言えば、
‟ただの大量の時間の浪費”
そして、
“もうゲームは卒業かな”
とふと思った僕でした。
なによりも大事なのは時間だから、、、
~絶望の先に希望はあるのか?~
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