北千住のメンズエステで恋をした。

北千住のメンズエステで私は恋に落ちた。それは突然であった。

仲のいい友達から北千住にメンズエステがオープンしたから行ってみたらどうかと言われた。
独り身の私にとって最近の楽しみといえばメンズエステへ行ってストレス発散するくらいなものだった。
でもそれはルーティン化しておりそこのそれ以上は求めていなかっただが・・・
初めて会うその子に会ってから日常は非日常と化したのだ。
いつも担当してくれているエステティシャンの子の予約が取れなかったので仕方なく新人の子を指名してみたのだ。
自分はとても人見知りなのでそれはとても勇気のいる事であった。
でも仕事で度重なるトラブルに見舞われストレスも限界に達していた。
そこで思い切って新たな扉を開いてみよと思ったのだ。
その扉を開けると直ぐに今までにない感情が僕の奥底に芽生えた。
施術中もその内容なんかどうでもいいくらい心はドキドキしていた。
これは恋なのか?僕はこんな所で恋をしてしまったのか?
正直劣等感に苛まれていた。
普通恋と言えば学生時代に学校の同級生や先輩後輩といった頃であろう。
だが僕は学生時代不登校でそういった青春時代を過ごした記憶がないのだ。
だから恋という感情も正直わからなかった。
テレビでは好きなアイドルがいたりしたが、それは恋ではないだろう。
とても現実味がなかったからだ。
だが今回は違う、今目の前にいる子のことを思うと胸が張り裂けそうになるのだ。
メンズエステで恋に落ちるなんて人さまには言えない恥ずかしいことだと思ってはいた。
でもどこであろうとその気持ちは真実なのである。
でもこんなさえない僕じゃあこの恋も叶うわけがないと思っていた。
その子が僕にささやくまでは。
施術が一通り終わり少し時間も余っていたのでおしゃべりをして時間を潰すことになった。
その子はフリーターだという。
学生時代は僕と同じで学校が嫌いで退学をしてしまったらしい。
あまり深く聞くのは悪いかと思っていたが、僕自身も不登校であったからその時の気持ちを素直に話してみた。
するとその子はとても共感してくれた。
なんだか初めて話の合う相手を見つけたと思った。
それからみるみるうちに盛り上がりあっとい間に終わりの時間となってしまった。
だがここで思わぬハプニングがあったのだ。
その子が帰り際僕の手を握り締めるとそこには数字が書かれた紙が・・・
それがこの恋の本当の始まりだった。
それから毎日連絡を取るようになった。
でもメンズエステにも行きたいから毎月その子を指名で今も行っている。
それではいつまでたっても恋が叶わないのではないかと思うだろうが、恋に焦りは禁物らしい。
いいんだ、ここまできたらあとは時間をかけてこの恋を実らすだけだ。
まさか北千住のメンズエステでこんな驚きの展開があるとは自分でもびっくりだった。
いつなにがあるか人生わからないものである。

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