三十路過ぎ女、もやしからのラブレター

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彼が居なければ今の私は居ない。

そう言いきれる程私が33年間生きてきて

人生の中で最も重要な人物と彼は言えるだろう。

かなり長くなりますが、飽きずに最後までお付き合い頂ければ幸いです。

私と彼が出会ったのは中学生の時だ。

彼とはクラスが違っていたが、

部活動が一緒だったので友達になった。

私は中学時代、クラスでハミゴにされたり廊下を歩くと「きっしょっ」と言われ休憩時間はトイレで泣いたりし、友達という友達はほぼ居なかった。

そんな中学生活だったが部活の時間だけはハミゴにされず唯一楽しく自分自身で居れる場所であった。

私が入っていた部活は卓球部であり私の学年は男女合わせて7(一人途中で辞めてしまったので最後は6人となったが)と少人数だった。

上手い下手はおいておいて、1人は途中で辞めてしまうが、一緒に皆で遊びに行ったりと私達は仲良く過ごせていたと私は思っている。

そんな小さな空間の中で私も彼も別々の人に恋をする。

私は同じクラスのA君に。

彼は途中で部活を辞めてしまったBちゃんに。

そして、2人は卒業式の後にそれぞれの相手に自分の想いを告白しに行く事になった。

私が告白する時には彼と私の仲が良かった友達Cちゃん(小学校の友達で中学は別々になった。)が着いてきてくれた。

彼が告白する時には逆に私とCちゃんが着いて行った。

先に言ってしまえば2人共振られてしまうのだが、実際のやりとりを詳しく書いていこうと思う。

【私の告白】

振られる事は分かっていたが取りあえず自分の想いを届けようとA君に告白しに行く事に。

まずはA君の家の近くまで2人に付いてきてもらい、一人で彼の家のチャイムを押し、出てきてくれた彼に「好きです。」

人生、最初の告白。

そして、特に付き合って欲しいとも考えていなかった私はそれだけ行って逃げてしまった。

しかし、律儀な彼は私を追いかけてきて「ごめん、好きな人がいるから。」と言われてしまい傷ついた私は友達2人が着いてきてくれてる事も忘れ更に逃げて木陰にしゃがみ込み泣いていた。

私はその時はいっぱいいっぱいで気付かなかったが、後に聞くと2人は私を探すのが大変だったらしい。

【彼の告白】

彼の告白の時もBちゃんの家の近くまで私とCちゃんが着いていき、2人は家の近くで彼が告白するのを見ていた。

彼がBちゃんの家のチャイムを鳴らしBちゃんが出てきた。が、Bちゃんは彼の顔を見るなり玄関を「バタン」と閉じてしまった。

Bちゃんは彼が嫌いだったのだろう。

彼は告白する事すら出来ずに終わってしまう。

彼には悪いがそのシーンはなかなか面白いシーンだった。

これが2人の失恋シーンだ。

そこから2人は別々の高校へ行き、家は近かったもののあまり連絡をとる事は少なくなる。

私は卓球に夢中になりすぎて卓球の強い私立の高校に入学。

私の年からは男女共学になったものの男子生徒は少なく私は3年間女子ばかりのクラスになり、女子校と変わらない高校生活を送る。

高校に入学し、私はすぐに卓球部に入部。部活動に励んだ。

だが、私は場違いだった。

その高校は、ほぼ卓球が上手い推薦で来た子の集まりでレベルが違いすぎ、またハミゴにされてしまった。

練習もハードだったが、それが原因ではなく私は皆に馴染めずに半年で部活動を辞めてしまった。

そこから、私の人生は大きく変わる。

眉も剃った事のない初な私だったが、その高校は俗に言えば偏差値が低い不良高校であり、今思えば周りの友達はおませさんが多かったのだろう。

卓球を辞めてしまった私は周りが勉学に励む高校ではなかった為、流されてしまい恋愛に走ってしまう。

とにかく周りの友達には彼氏が居た。

私は、それが羨ましかった。

でも、クラスには女子しかおらず当時私はピッチを持っていたので周りの娘の真似をして、出会い系サイトで1人の男性(X)と仲良くなり、毎日メールのやりとりをしていた。が、今とは違い、写メもなかったのでプリクラを手紙に貼る等のやりとりをしたりした後、会う事になった。

当時、私は卓球を辞めてしまっていたので何かしないとと15才からアルバイトをしていたのだが、彼と会う日もバイトが入っている日だった。

私は、Xと初めて会い、別れ際に「これから付き合って欲しい。」と言われた。が、少し抜けている(周りからよく天然だと言われる)私は「ごめん、今からバイトやから。」と言ってしまう。が、それは交際して欲しいという事だったらしく、世間知らずで無知だった私は嬉しくなり、お付き合いをしてしまう事になった。

何故このような書き方をしているのかというと、今思えばXは、私を好きだったというよりは初で世間知らずな女の子が好きだったと言った方が正しいと思うからだ。

そう、Xは元ヤンキーだったのです。

今だから思うが、彼は多分16才にしては社会の色々な汚いものを見過ぎて育ち、私のように初で何も知らない娘と付き合いたかったのだろう。

私と同じような母子家庭に育ち16才で母親に頼られていたのだからXは私よりも何年も大人だった事に今なら気付く。

当時は何にも気付かずいじめられっ子だった私は彼氏が出来た事にただ舞い上がっていて、お付き合いをしていくうちにX色に染まっていってしまう。

だが、その恋愛も1年半で破局を迎える。

そして、あまりにも無知だった私は別れた事で帰る場所が分からなくなってしまい我を失ってしまった。

学校やアルバイトには行くもののどうしていいか分からずただ流され夜も帰らずネットで知り合った知人の車でドライブに連れて行ってもらったり、ライブハウスに行ったり、街をふらふらし外にしゃがみ込んでぼーっとしたり、コンビニで立ち読みをしたり、そんな時間を過ごしていた。

私は、自分自身どうしていいのか本当に分からなくなってしまっていたのだった。

そう、初で真面目だった私は私自身そのつもりはなかったのだが不良少女化していたのだ。

そんな中、一年経って学校に行く途中でXが突然目の前に現れた。

だが、登校中の私はとりあえずXとは再び会う約束をして別れ学校に向かった。

私は別れていたがXの事を引きずっていたのでXと別れ、彼との事を思い出し、学校で泣いたのを覚えている。

その後、別の日に2人は会いXがやり直そうと言ってくれ、私もまだ好きだったので2人はやり直す事になった。

みんなの読んで良かった!

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