プレゼンが超上手い人になる?K先生から学んだたった2つのコツ

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さらに、3分間という短い時間で

自分の言いたいことを、結論まで持っていかなければならない。


頭のブラッシュアップを短時間で行うことは

脳の発達においてはとても生産的だとされている。


つまり

自分の言いたいことは何で

それを伝えるためにはどんな言葉を使い

どのような構成で伝えれば良いのかを短時間で考えることで

論理的思考力やプレゼン力等

言語化能力全般のスキルが高まっていくのだ。


頭の中の情報を繋げながら

インプットとアウトプットを同時に行えるという意味で

3分間スピーチは学習効率の超高いアクティビティだった。



2. 担任のK先生が行った、子供の論理力を上げるちょっとしたこと


このアクティビティは

脳科学や言語学的に理にかなっていて

とても学習効率の良いものなのだが

そもそも論理思考や言語化能力の低い僕にとっては少々難しいものだった。


しかし、担任のK先生の行ったあることによって

その悩みは一瞬で吹っ飛んだ。


そのあることとは、質問


え、それだけ?と思われるかもしれないが

ただただ、質問していくだけなのだ。


僕らがやっていた3分間スピーチには続きがある。


1週間に1度、みんなの前に立って

スピーチしなければならないのだ。


最初は4人のグループだけでよかったものを、約9倍の35人に。


論理思考に欠ける僕のようなコミュ障にとってはまさに地獄。


意味わからない発言をして笑われることは苦痛なので

できるだけ避けて通りたいものなのだが

K先生のアクティビティを地獄だと思ったことは一度もなかった。


そう、質問してくれるから。


3分間スピーチと言っても

すごいカジュアルなインタビューを受けているような感覚。


例えば、こんな感じ。


K「今日は何について話すと?」


僕「うーん、先週の野球の試合のことかなぁー?」


K「そっかそっか、先週の試合は勝ったと?」


僕「そいが負けたとさねー」


K「そうやったとね、何で負けたと?」


僕「俺がエラーしたっさね、肝心なところで」


K「あちゃー、どんな場面やったと?」


僕「4対3で勝っとったに、俺が外野でボールば後ろにそらしたけん逆転負けしたっさね」


K「それは悔しかね、エラーした時はどう思ったと?」


僕「めっちゃ焦ったー、勝っとったけんボールのバウンド変わることとか全然考えとらんかったさね」


K「ボールの軌道のこと考えとったらボール取れとったと思う?」


僕「確実にとは言えんけど、ポジションは変えたやろうけん、後ろにはそらさんかったかなー」


K「そうね、じゃあそこから何ば学べたと思う?もしくは今後どうしたら良かと思う?」


僕「うーん、試合終わるまで気抜かんことかなぁ?

気抜いたら考えてることとか一気に抜けるし

考えてないけん身体も動かんくなるっさね。

次の試合は終わるまでちゃんと集中して考えるようにする!」


K「ちはやは詰めの甘かもんねー(笑)」


こんな感じ。


正直文だけ見たら、ただの会話だ。(笑)


でも、K先生の質問で、漠然としていた野球の話が

意味のある濃い内容になった。


質問をされることで

その内容に深みが出てくるのだ。

そしてその質問に対して考えさせることで

その子の言語化能力も高くなる。


今思えば、K先生の質問にはかなりの意図を感じる。


K先生はまず最初にトピックを決めさせる。

そして初めの方の質問は必ずクローズドクエスチョンを使っていた。


つまり

YesかNoで答えられる質問を必ず投げかけるのだ。


僕の野球の話であれば

「試合には勝ったと?」

がそれにあたる。


そして僕はそれにNoと答える。

Noと答えたからには、理由がある。

なのでK先生は、必ず次に「何で?」と聞く。


このように、1つのトピックを掘り下げていくと

最終的に深みのあるスピーチになる。


そもそも論理的な思考力というのは

情報と情報を繋げることができるかどうかを考える力のこと。


つまり、質問でトピックを掘り下げていくことで

頭の中の情報は繋がっていき

必然的に論理的な思考が鍛えられる。


スピーチと聞けば堅苦しいイメージだが

スピーチもプレゼンも要は情報と言葉の紡ぎ合い。


難しくする必要はなく

カジュアルな会話から始めて良いはずだ。


そしてスピーチは、その会話を聞く人数を増やすだけ。

そのような感覚で良い。


僕は作文が超苦手な学生だったが

この手法を使えば、作文が得意になる。


なぜそのトピックについて面白いと思ったのか?

何をそこから学んだのか?について

自主的に考察することができるようになるからだ。


その他にも

ある情報の何が重要で、何が必要なのか等

物事の本質を見抜く上ではとても役に立つ手法でもある。


僕もメルボルン大学でエッセイを書く際は

頭の中を整理するために使っていた。


前述の通り僕は元々論理的能力に欠けた人間だったが

少なくとも質問を繰り返し投げかけることで

論理能力は鍛えることができる。


学校の先生や塾の先生

はたまたお子さんをお持ちの方など

多くの方に実践していただきたい。



【偏差値28だった落ちこぼれが

全豪のトップスクール、メルボルン大学へ駆け上った物語についてはこちら】

http://chiya001.com/







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