IELTS(アイエルツ)で爆死した話。英語レベルと母語力の関係性

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僕は約3年前 Conditional Offerをメルボルン大学からもらった。

いわゆる条件付合格と呼ばれるものだ。  


パスするとは思っていなかったので

条件付きとはいえ、合格証が届いた時は一人部屋で声が枯れるくらい発狂した。  


海外大学で学ぶという1つの目標達成が目の前まで迫っていて

とても希望に溢れていたのを覚えている。  


しかし、僕には肝心の英語力が絶望的に不足。  


期限までに英語力を満たさなければ

せっかくもらった合格証も失効してしまう状態だった。  


僕の当時の英語力は本当に壊滅的。  


IELTS(TOEFLに近い英語力試験)を受験するも

内容は本当にチンプンカンプン。  


ワカラナイの連続で、試験では毎回爆死していた。  


IELTSはTOEFLと比較的似ている。

レベルはTOEFLほど難しくはないと思う。  


IELTSは4セクションに分かれていて

Reading、Listening、Writing、Speakingとあるのだが

SpeakingはTOEFLとは異なり 1対1の個別面接で評価される。  


そしてSpeakingでは 初めに必ず名前を聞かれる。  


例えば、こんな感じ。  


A「Hi, my name is Daniel, What’s your full name, please?」

(こんにちは、ダニエルです。あなたのお名前を教えてください)  


僕がIELTSを受験した時も同じ質問をされたのだが

当時の僕はリスニングも壊滅的で 「Full」の発音を「Phone」だと勘違いした。  


つまり 「What’s your Phone name?」 と聞かれているのだと思った。  


あまりにも斜め45度すぎる質問に僕は超テンパった。

(この面接官、いきなりすげー質問するじゃねーか!!)  


そう長々と考えている時間はない。


僕は迷わずこう答えた。  


「Mine is iPhone!」

(僕の(携帯)はアイフォーンです)    


・・・ 面接官の顔は急激に暗転し

僕のパスポートを見てこう答えた。  


A「Your name is Chihaya, right?」

(ちはやでしょ?)  


面接官に自分の名前を教えられる受験生はどれほどいるのだろうか?  


受験開始5秒で即死する人は僕以外にいるのだろうか?  


それほど僕は、英語ができなかった。  


あまりにも悔しくて、帰りの電車の中は下を向きっぱなしだったが

悩んでいても仕方ないと思い

とりあえず英語だけの生活に身を投じることを心に決意した。  


日常会話はもちろんのこと

自分で物事を考える時も 常、英語を使った。  


日本語をできる限り頭の中から排除し英語で考えようと思ったのだ。  


変な独り言が増えたのも丁度この時期からだ。     


独り言学習は脳科学的にもかなり効率の良いものとされている。  


俗に言う、英語脳を育てる方法として

多くの著書の中でも紹介されてる手法だ。  


独り言は脳の中に描いているぼんやりとした概念や思考の

「言語化」を後押しする働きがある。  


言語化できるということは その物事を理解し、使えることができるということ。  


実際この方法は功を奏し僕の英語力は日に日に向上。

IELTSの点数も着々と伸びていった。  


あまりに急スピードで伸びていったので、気分も上昇気流。  


このままいけばメルボルン大学の英語条件もクリアできる!

そう思っていた。


しかし、ある時から僕の英語力は高止まりした。  


深い会話になった時に、全くついていけなかった。  


例えば 「MacBookって、使いやすいよね!」 という会話。  


これだけなら簡単だが

そこから先の話が全くわからなかった。  

Macのパソコンがあるというのは知っていたが

当時僕が使っていたパソコンはWindows。  


Macのどういった部分が使いやすいのか。

どの部分が他のものと異なるのか等知らないことが多すぎた。  


僕の英語力って、こんなものなのかな?と 

正直なところ、かなり凹んだ。  


英語がわかることもあれば、わからないこともある。  


スムーズに言いたいことを言える時もあれば 

全く言葉が出てこないことだってある。  


こんなにも自分の英語力は不安定なのか、と。    


一喜一憂するな、とは良く言うが

やはり、凹むものは、凹む。  

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