気がつけば、15年で20社~派遣社員で良かったなと思うこと(1)

「あなたの職業(仕事)は何ですか?」


約10年前、私はもっと社会やビジネスの事について知りたいと思い、学ばなければという焦りの気持ちからビジネス系のセミナーや講座によく参加していた。


当時は大阪に住んでいたのだが、内容や講師の先生に興味を惹かれると、夜行バスで東京へ向かい、到着したら朝食を食べてセミナー会場へ、そしてその日のうちに夜行バスで帰る・・といったことをしていた。


ビジネス系のセミナーや講座に参加すると、入場してから開始までの時間や休憩時間、終了後には必ずと言っていいほど講師の先生や近くの席の人から名刺交換とともに、冒頭の質問をされる。


名刺交換をしない場合でも、


「お名前は何とおっしゃいますか?」「どこから来たのですか?」に続き、

「お仕事は何をなさっていますか?」と質問をされる。


当時派遣社員で事務職をしていた私は、名刺交換や仕事について聞かれるのがとても嫌だった。


なぜなら、受け取った名刺には有名な大企業名が書かれていたり、立派な肩書がついていたり、技術者や専門職だったり、経営者の人だったりで、肩書の無いただの派遣事務員である自分がとても恥ずかしかったからだ。


子育て中から正社員を目指して就職活動を始めたものの、なかなか採用通知をもらえず、生活を支えるために派遣社員となって数年が経った頃だったので余計に恥ずかしかった。


離婚も経験し、正規雇用されない自分は無能なダメな奴だと自分で自分を低く評価していた私。


その後、めげずに何十社も応募しまくり、資格取得や通信制の短大を卒業するなど努力を重ね、いまでは正社員として安定した働き方をしている。


・・・と言いたいところだが、52歳になった今も、派遣社員の事務職で働いている。


ただ10年前と違うのは、現在はセミナーやビジネス交流会へ行っても、堂々と自分の仕事について話せるようになったことだ。


これからも新しいスキルも身に着けたいし、好奇心を持って学んでいきたいし、これから先の10年後はどんな働き方をしているのかを考えると、ワクワクしている。


これを読んでくださっているあなたも、これまで生きてきた中で仕事や働き方について悩んだり、思うような仕事に就くことが出来なかったり、仕方なく選んだ仕事を頑張っているのかもしれない。


また、夢だった仕事に就いていたり、描いていた働き方を実現していたり、楽しく充実した毎日を送っているのかもしれないし、実際の仕事は描いていたのとは違っていたと感じて戸惑っているのかも知れない。

今モヤモヤしていても、きっと、必要とされる場所はあるはず。だけど、なかなかその場所と出会うことができないから悩むんだよね。


私は、今の自分でよかったと言えるまで、これまでたくさん悩み行き詰まってきた。


とはいえ正直、今でも本当にこれでよいのか、まだ可能性があるのにあきらめたり逃げようとしてはいないだろうかと自問自答したり、自信を失うことはある。


現在の自分にしっかり「OK!」を出せるよう、今一度、「仕事」「働く」というテーマで、これまでの自分自身の事を振り返ってみたいと思う。


(・・・つづく・・・)


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