オス化女子つるぞの【2】体重45キロ、女を捨てた私が恋をしたら、デブと言われちゃいました!?

前話: オス化女子つるぞの【1】うちの親父はフ~ジコちゃ~んが嫌い!?~私がオンナを捨てた理由~
次話: オス化女子つるぞの【3】自分の「オンナ」をさらに嫌ったら、ドMな恋愛にハマってしまいました!?

峰不二子が大嫌い、という親父に愛されたいがために、自分の中のオンナを嫌い


結果、「オトコの人生」を歩むこととなった、お父さん子の私・・・



あ、「オトコの人生」を、と言っても、性転換したわけじゃないですよ。


自分の感情や欲望に正直で、グラマラスで、お色気たっぷりで、オンナを武器に、男性に自分の望みを叶えさせる、不二子ちゃんとは対照的に


理性で自分をコントロールし、ワガママも弱音も禁止し、女っぽさも封印して、誰の手も借りず、すべて自分の力で達成する


ある意味、「男前な生き方」を、するようになったということです。



さて、オンナを捨てて頑張った甲斐あって、私は、オトコ顔負けの経歴を手に入れました。


  京都大学 法学部 現役合格


どんだけ頑張ってんって感じでしょw



「これだから女は・・・」と、親父や世の中から言われないように頑張ったら、こんなところまで来てしまったんですね。


学歴だけで言えば、日本の男性の大半を、打ち負かしたわけです(笑)


正直嬉しかったです。



それくらい見返してやりたかった、コテンパンにしてやりたかった


「これだから、女は・・・」とか


「男に生まれてくればよかったのにね・・・」とか


「女のくせに・・・」とか


女を好き勝手に言っている世の男たちを。



ある意味、ものすごく恨んでいたんですね、男性を。


そして、それはつまり、それくらい


  自分が女性として生まれてきたことを、呪っていた


ということです。



でも、これから、この大学を卒業し、親父の言いつけどおり司法書士になり

(資格があれば、男と対等に渡り合えると思っていました。)


独立して自分の事務所を持てば


この、「女性」という呪縛から完全に自由になり


親父からも認められ、愛され、結果、自分らしく幸せに生きることができる・・・


それが、大学入学当時、私が描いていた「未来予想図」でした。



ところが・・・です !?


この「未来予想図」は、あっけなく崩れ去ってしまいます。


私、高校は女子高だったのですが、大学に入ると、一転、男性との出逢いが増えました。


そして私は、あれほどまでに恨んでいた男性という生き物に、あろうことか、恋をしてしまったのです。



男性に恋をしたとたんに、抹殺されたはずの「オンナ」が、私の中で息を吹きかえしました。


大好きなこの人に、女性として愛してほしい・・・と、私の中の「オンナ」が言うのです。



でも、私は長年、この「オンナ」を嫌ってきたんです。


私自身ですら、この「オンナ」を愛せないのに、他の人が、こいつを愛せるはずがない


心のどこかで、そう思っていたのかもしれません。



そのせいか、男性や恋愛とは関係のない分野では自信が持てるのに、いざ、恋愛となると、大好きな男性との関係となると、全く自信が持てないのです。


意中の人とお付き合いするところまでは行くのですが、ラブラブで幸せいっぱいなのは、付き合いはじめのほんのちょっとのあいだ。


すぐに、激しい不安が頭をもたげます。



「本当の私がばれたら、嫌われるんじゃないか」


「私のことなんて、遊びなんじゃないか」


「すぐに飽きて、どこかに行ってしまわれるんじゃないか」



毎日会っていないと不安で不安で、「今日は予定があるから」と彼に断わられたら


激しく取り乱したり


連日のように泣きながら「会いたい」と電話したり


夜中に彼のマンションまで押しかけたり


一歩間違えたらストーカーです(^^;)



また、彼と一緒にいるときも、彼のちょっとした言葉に傷ついたり、不安を感じたりして


「もう、私のことなんて、好きじゃないんでしょ!」


と、ぐずる始末・・・。



これじゃあ、相手の男性も楽しくないですよね。


かえって、嫌われちゃいますよね。



頭では分かってるんです。


でも、どうしてもコントロールできませんでした。


そして、当然のことですが、ふられちゃいましたorz


一人目の彼は、付き合って1年ほどで、二人目の彼は、半年ほどで・・・。



そして二人とも、別れ際に私に言った言葉、それは・・・


「キミは、重たすぎる」



ちなみに私、当時の体重は45キロ。


高校の先生から「ガリ子ちゃん」と言われたことはあっても、「重たい」と言われたことなんて、生まれてこのかた一度もありませんでした。


その私が、です!?


18歳にして初めて、「重たい」と言われたのです。



これまで、理性で自分をコントロールし、ワガママも弱音も甘えることも禁止して、誰にも頼らないように頑張ってきたはずの私が

(こういうタイプを、心理学では「自立」と言います。)


恋愛では一転、感情に振りまわされて、甘えん坊で、彼なしではいられない女に、豹変してしまったのです。

(こういうタイプを、心理学では「依存」と言います。)



ずいぶん後に、心理学を勉強して知ったのですが、当時の私のように、自立しすぎている人は、或るものに対して、依存しすぎちゃうことがあるようなのです。


たとえば、恋愛であったり、お酒であったり、賭けごとであったり、そういったものに依存することで、自分の中で自立と依存のバランスを取るのでしょうね。



もしも当時、こういった心理学の知識が私にあったなら


「じゃあ、普段の自立をちょっと緩めたら、恋愛に依存しすぎることもなくなるかも・・・」とか


「女性としての自分を好きになることで、愛される自信が持てるかも・・・」とか


適切な「立て直し策」を取れたのでしょうけれど、そんな知識のなかった私は、こう考えました


「男性に甘えすぎた私が悪かったんだ。


今度は、ちゃんと我慢しよう。


もっと強くなって、甘えないようにしよう。」



こうして私は、さらに自立を強めることになったのです。


つまり、自分の中の「オンナ」をさらに嫌い、「男前度」をさらにアップさせることになりました。



この後の私の恋愛が、さらにしんどいものになったことは、言うまでもありません・・・^^;



【次回に続く☆】

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オス化女子つるぞの【3】自分の「オンナ」をさらに嫌ったら、ドMな恋愛にハマってしまいました!?

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