そもそも、しあわせって何?
ジョブズさんの話
そもそもですが、しあわせって何でしょう?ちょっと考えてみてください。しあわせのイメージとは?
ゆるりと過ごす、穏やかな感じ、暖かい…まぁこれらはわたしの個人的なイメージですが、漠然としたものでいいのです。逆に不幸せって何かなって考えると、せかせかする、イライラする、汚いなどなど…わたし的には取り敢えずこんな感じでしょうか。
通常、自分はこういうことをしたくて、それをすればしあわせになるとか、何になりたいとか、具体的な目標がある人もいますけれど、そういうはっきりした目標がない人もいます。
でも目標が明確であろうがなかろうが、つまるところ、その先にある「そうすればゆるりと出来るから」とか「そうすれば穏やかな気持ちがするから」とか、そこを目指しているんですよね。
だったら、いまいきなりその気持ちになってしまえばいいのです。
お金持ちになりたいという目標があったとして、そうすれば気持ちにゆとりが持てるからと思っているとしましょう。そうしたら、たとえお財布の中に100円しか入ってなくても、「100円も持ってる!すごい!駄菓子が色々買えちゃうかも」とか考えたら、なんか気持ちにゆとりが出てきませんか?別にいま大金持ちになれなくても、「ゆとりのある気持ち」にシフトすればいいのです。
上記のことはスピ系の話でよく言われることではあるのですが、まあ実際騙されたと思ってこの習慣を続けていくと、結構気持ちにゆとりが出てくるものです。物事を否定的にでなく、肯定的に捉えるって感じでしょうか。
仮に深刻な経済的窮地に陥っていても、例の「全部大したことない」を発動すればいいのです。思考も自分じゃないし、量子もあるんだかないんだかよう分からん。じゃあ全部夢みたいなもんじゃん。大したことないわ、って開き直るのです。その上で、いまやれる事をすればいいのです。
ジョブズさんの有名なスピーチがありますね。あの「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、いまやろうとしていることは本当にやりたいことだろうか?」と毎日問いなさい、というやつです。
あれをもっと極端に、自分はもしかしたら一分後に死ぬかもしれない、そしたらいま抱えているこの悩みとか、心配事だとか、怒りとかをいつまでも握りしめていたいだろうか?と自分に問うてみて下さい。答えはNOのはずです。(別に怒りや恨みなんかの気持ちを握りしめたいならそれもまた一興です。でも一番しんどいのは自分です)
実際問題あと一分で死なないって言い切れないですよね?そしたらそういう不幸の要因をいますぐ手放してしまえばいいのです。
その上で、自分の心の声に耳をすませて、それに従って生きていけばいいのです。様々な感情や思考、その向こう側にピントを合わせるようにする感じとでも言えば伝わるでしょうか?そこに本当に自分にしっくりする答えが佇んでいるのです。くだらないことでも些細なことでも何でも構いません。気分が良くなる事をしたらいいじゃないですか。
結局全部大したことない。じゃあいましあわせになっちゃいなさいよ、ってことです。
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