オス化女子つるぞの【13】自分の中のオンナを嫌っただけでは性転換はできないのです!?

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ヤドカリ大明神(もはや、神と崇拝w)のご利益で、カレとの間に愛と平和を取り戻すことができたワタクシ、つるぞの。


カレとは、これまでになく仲良く、親密になれたのですが・・・


私がこれまでずっと抱えてきた


「自分の”オンナ”が大嫌いで、弱音を吐いたり甘えたりすることも嫌って、自立しすぎる」


という問題は、依然として残ったまんまでした。



読者の方から


「自分の中のオンナが嫌いなのに、なんで男性と恋愛関係になれるのでしょうか?


すごく不思議です。」


というご質問をいただきました。


ナイスクエスチョン☆



確かにここ、矛盾がありますよね~。


でも、この矛盾こそが、私の苦悩の根源だったんです。



というわけで今回は、まずは「自分の中のオンナを嫌っている」という問題について、詳しくご説明いたします☆



第1話でお話ししたとおり、私の父は、成熟した女性を嫌っているように、幼い私の目には映っていました。


女の子にとって父親というのは、生まれて初めて出逢う異性であり、もっとも親密な異性です。


ですから多くの女の子は、小さい頃はまるで恋人のように、「お父さん大好き~☆」だったりします。

(もう忘れてしまってる方や、思い出したくない方もいるでしょうが^^;)


女性が恋をしたら、大好きな男性の好みの女性になろうってしますよね。


それは、お父さんに対しても、同じなのでしょう。


実際私は、ものすごいお父さん子で、父の好みの人間になろうと、長年頑張ってきました。


その父が、成熟した女性を嫌っているようでしたから、私は


  「大人の女になっちゃいけないんだ」


と、心のどこかで思ってしまったようです。



また、女性であるがゆえに、いろんなところで理不尽な扱いを受けることも、多々ありました。


世の中、まだまだ残念ですね。


そんなこともあって


「自分が女であることを出したら、父からも社会からも、愛されない」


と思うようになり、自分の中のオンナを嫌うようになりました。



でもね・・・


私が女性として生まれてきたことは、変えられません。


つまり、私の本質がオンナであることは、変えられないんです。


自分のオンナが嫌いだからといって、私の本質が男になるわけではないんですね。


そして、私がどんなに自分のオンナを嫌っても、女性であるがゆえのさまざまな感情の動きや反応、行動を、変えることはできませんでした。


結果私は、自分の中のオンナが大嫌いにもかかわらず、女性の当然のリアクションとして、男性を愛したのです。



自分のオンナが大嫌い、でも、本質は女のまま。


この、私の思いと本質のギャップが、男性を愛したときに、私をひどく苦しめました。


だって男性を愛したら私は、自分が大嫌いなはずのオンナになってしまうのですから。



また、男性が愛してくれるのは、強くて、たくましくて、仕事もバリバリできる、いわば、男としての私ではなく、女としての私でした。


だから私は、男性に愛されるためには、自分の中のオンナを、ちゃんと出す必要がありました。


でも私は、自分のオンナが大嫌い・・・


だから、男性を前にして自分が女になってしまったとたんに


「こんな自分、イヤ~~~!!」


という嫌悪感が出てくるのです。



また


「私自身でさえ、自分のオンナを愛せないのに、カレがこれを愛せるはずがない」


とも思っていました。



しかも私は、女性としての自分に、自信がありませんでした。


だって、これまでの私って、勉強とか、仕事とか、男性と同じ土俵で戦うためのトレーニングはいっぱい積んできたけれど


お化粧とか、オシャレとか、料理とか、魅力的な女性になるためのトレーニングは、ま~ったく手つかずだったのですから^^;



「ごめんなさい、そっちのジャンルはトレーニング不足で、お恥ずかしくて、お見せすることができません(><)」


って感じでした。



じつはこれ、私のところにご相談に来られる方たちの多くも、直面されてたりします。


お医者さんであったり、薬剤師さんであったり、看護師さんであったり、お仕事はバリバリ頑張っていて、そこに自負も自信もあるのだけれど

いざパートナーとの関係で、女性としての自分を出すとなると


「すみません、そっちは、今まで全くトレーニング積んでませんでした(><)」


って困っちゃうんですね。



そんなこんなで私は、大好きなカレの前でも、女性になりきれずにいました。


わざと乱暴な態度を取ったり、下品にふるまったり・・・。


でも男性としては、彼女がそんなふうだと、ちょっとガッカリすると思いませんか?


私のカレも、ガッカリだったのかもしれませんね。


だいたい、カレが私の中に見てくれていたオンナって、どういうものだったのでしょうか?


カレが私に求めていた「女性らしさ」って、なんだったのでしょうか?


おそらく、お化粧とかオシャレとか料理とか、そんなものではなかったんだと思うんです。


単純に、優しさとか、可愛らしさとか、安らぎとか、そういうものだったと思うんです。


べつにわざわざ、「女性としてのトレーニング」を積まなくても、それらは私の中に、いいえ、女性なら誰の中にも、もともと備わっているもののはず。


つまり私は、べつに何かを頑張らなくても、女性であることも含めてありのままの自分で、カレと接していればよかったはずなんですね。


でも私は、勉強とか仕事ができる自分には自信がありましたが、自分の存在そのものへの自信は持てずにいました。


ですから


「ありのままの自分でいれば、それだけで、カレを幸せにできる、カレに愛される」


などという発想は、私の中に微塵もなかったのです。



というわけで私は、カレの前でも、オンナを封印してオス化していきました。


長い戦争状態を脱して、親密になったにもかかわらず


というか、親密になればなるほど、オス化は進んでいきました。



なぜって?


あなたは、お父さんとかお兄さんとか家族の前で、女になれますか?


なれたとしても、こっ恥ずかしくないですか?


カレと親密になって、家族のようになるにつれて、これと同じような感覚が、私の中に出てくるようになりました。


そして、私のオス化が進んだ結果、カレとの同棲生活は、どうなったか?


まるで男同士のような、色気のない、サバサバとして、悪く言えば殺伐とした、共同生活になっていきました。


仲はよかったんですけどね。



さあ、そんな二人が、どうなっていくのか・・・?


それについては、また次回☆



続きのストーリーはこちら!

オス化女子つるぞの【14】カレと私は、ダブルで戦闘モードな二人なのです!?

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