<第1話 序章>英検2級で無職だった僕が3ヶ月でTOEIC960を取って英語教師になった話

2008年10月


無職の男女4人は16時に職業訓練を終え、大阪の北新地にあるバーで飲んでいた。
北新地のバーと言えば響きが良いが、実際のところ道路に面した、立ち飲みバーである。
飲み物が安くオープンな雰囲気であるため、普段は外国人が多く集まる、いわゆる外人バーだ。

北新地にある職業訓練校は毎日16時に終わるので、授業終了が終わった後は近くにあるバーに直行するのが習慣になっていた。なぜなら、16時から17時はハッピーアワーで、ビールが半額なのだ。


4人は職業訓練の話やら、とりとめもない話をしながらビールをちびちび飲みながらバーにあるテレビを見ていたが、あるニュースでみんなの話がとまった。


9月15日に起こった出来事の関連ニュースだった。









そう、9月15日はリーマンショックがあった日である。





ニュースでは、リーマンショックの影響でアメリカだけでなく日本国内でも失業率が高くなってきているという内容だった。


4人のうちの1人がぼそっと言った。


「失業手当もらいながら職業訓練などゆっくり勉強などせずに、すぐに就職したほうが良かったかな…。」




続く


みんなの読んで良かった!