<第3話 教員免許取得編>英検2級で無職だった僕が3ヶ月でTOEIC960を取って英語教師になった話

前編: <第2話 無職>英検2級で無職だった僕が3ヶ月でTOEIC960を取って英語教師になった話

この話は「<2 無職>英検2級で無職だった僕が3ヶ月でTOEIC960を取って英語教師になった話」」の続きです。

もしご覧になっていない場合は、まず第1話をご覧ください。

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GTOと僕

まずは学校で教えるにあたって、教員免許の取得が必須だ。




幸い、大学在学中に教員免許に関する単位を幾つか取っていた。

というのも、大学時代にGTOというマンガがはやっており、興味本位で2年生から教員免許取得に関する科目の履修を始めていた。





ただ、履修をしたとはい言え教員免許取得に必要な単位が揃っていたわけではない。大学時代にそれほどしっかり学んでいたわけでなかった僕は、何度か落としていた卒業に必要な必修科目と教職の授業のコマが重なってしまい、大学在学中の教員免許取得はあきらめた





教員免許を取る方法


この時点で教員免許を取得するには、


大学に入り直す

科目履修生として不足する単位を揃える


という2つ検討要素、





そして

一般(通所制)の大学

通信制の大学


というまた別の検討要素があった。






「大学に入り直す」を選択する場合、入学金、そして受ける授業数に関わらず半期毎に一定の授業料が必要だ。



「科目履修生として不足する単位を揃える」を選択する場合、単位が必要な科目毎に授業料の支払いとなるので、授業料は必要最低限となる。ただ、教員免許取得に必須である教育実習は正規の学生出ないと受けられない。つまり、科目履修生の場合、教育実習を受けられないのだ。しかし、幸い大学在学中に教育実習は終えていた。




もう一つの重要な検討要素として、大学に通うのか、もしく通信制の大学にするのかという点だ。



「通所制の大学」の学生として単位を揃える場合、大きなハードルがあった。

毎週講義に出席する必要があるということ。これは30単位必要ということを考えると、ほぼ毎日大学に通うことになり、在学中はフルタイムの仕事は難しいということになる。


「通信制の大学」であればその点がクリアできる。通信制の大学の場合、基本的に授業の出席は不要だ。




ただ、ここで大きな問題点が一つある。

大学時代に取得した単位は理科の教科であったが、2008年の段階で、理科の免許を取れる通信制の大学は無かった。

(理科の免許取得には実験が必要なので、通信制大学では講義を提供できない。)





ここで4つの選択肢となった。


1. 通所制の大学に入り直して理科の教員免許を取る。

2. 通所制の大学の科目履修生となって理科の教員免許をとる。

3. 通信制の大学に入り、理科以外の免許を取る。

4. 通信制の大学の科目履修生となって、理科以外の免許を取る。


結果から言うと、4 通信制大学の科目履修生として理科以外の免許を取る」という選択肢を選んだ。





理科以外の免許となった場合、IT系の仕事をしていたため、情報の教員免許という選択肢と、英語を伸ばして英語の教員免許という事が考えられる。





いろいろ考えた結果、中途半端だった英語をしっかり学び直して英語の教師になろうと考えた。






この時点で、大学では有機化学系のことを研究していたのにも関わらず、理科の教師ではなく、英語の教師というところへ大きく方向転換を図ったわけだ。






さらに、科目履修生というのは、大学に所属するわけではなく、特定の講義を受け、単位取得のみを目的とする形態である。ここを逆手に取って裏技を思いついた。

通常、大学というのは、ある大学に所属しているとそれ以外の大学に重複して籍を置くことができないが、科目履修生であれば籍を置くわけではないので問題ない。

2年間かかる単位取得を、1年半で終わらせてやろうと考え、2つの大学の科目履修生となることにした。



これであれば、「教員免許取得見込み」として2010年夏に教員採用試験を受験、教員免許取得に対する単位取得が2010年秋に完了、採用試験に一発で合格できれば2011年から教員になれるという算段だ。





通信制大学という選択

実は日本にはかなりの数の通信制大学がある。数ある通信制大学のうち、選んだのは佛教大学日本大学である。






佛教大学は名前の通り仏教に関する学部・学科があるが、関西においては通信制が特に有名な大学である。

日本大学は日本最大大学であり、通信制も有名である。


この2つの大学を選んだ理由は、何と言っても単位認定試験の充実だ。この点に関してはまた後述する。




この2つの大学に科目履修の願書を書き、必要な科目を登録した。




通信制の大学は基本的に試験が無い。希望すればほぼ自動的に入れるのだ。

ちなみに早稲田大学や慶應大学でも通信制があるので、とりあえず早慶に入りたい!という人は通信制を視野に入れてもいいだろう。

ただ、通所制の大学に比べて通信制の大学を卒業する人の割合は少ない。なぜなら、通学が不要なので、モチベーションの維持が難しいのだ。レポート、試験はすべて自分次第であり、挫折する人も多い



通信制大学は基本的に課題となるレポートを提出し、その後筆記試験を受け、両方合格した場合に単位が認められる





8月など長期休暇が取りやすい時期にはスクーリングといって、実際に大学に足を運び、短期間授業を受け、筆記試験で単位が認められる。





英語の場合、音声を伴う授業などをスクーリングで単位認定行うところが多いようだ。





スケジュール的に非常に厳しかったが、毎月4ほどのレポートを書き、同時に筆記試験準備などを行なった。




佛教大学の単位認定試験はほぼ毎月のように開催されている。ただ、都道府県によっては試験のない月もあるので、遠出をしてでもできるだけ毎月試験をうけるようにした。

1度、妻のいる青森に滞在している間、函館の会場まで足を運んだことがある。

当時はまだ北海道新幹線が開通していなかったため、フェリーで函館まで行った。

京都の大学である佛教大学の単位認定試験をわざわざ函館で受ける人は非常に少なく、ある時間帯は受験者が僕1人だったこともある。



一方、日本大学の通信もレポート、試験という点では同じである。ただ、単位認定試験に関しては、関西では毎月行われているわけではなかった。


レポートの締め切り、試験勉強、そしてそれぞれのレポート、受験のスケジュール管理とプレッシャーはなかなかのものだった。





3つの大学

数ヶ月試してみて、だんだんコツがわかってきたが、どうしても落としてしまうレポートや試験がいくつかあった。




このままでは教員免許をとるまでのスケジュールが間に合わないと感じ、近くにある大学の科目履修生として2科目だけ登録した。こちらは通信ではなく、通所制なので、講義がある日は出席しなければならなかった。


2つの通信制大学と1つの通所制大学の科目履修生として、教員免許の単位取得を目指した。






続く


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