エスパニョール選手寮生活記3/同部屋の子、そしてエロ-未来のサッカー選手候補と暮らして感じた、真剣に生きるからこそ得られること

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◆レアル・マドリ―から引き抜かれてきた新人選手、若者と仲良くなるのは万国共通

 

外出から帰ってくると、なんだか自分の部屋にいっぱい人がいる。

どうやら同室の子がやってきたようだ。


ご飯を食べて部屋に戻ると、ひとりの子供とその親が挨拶してくれた。

子供「これからおんなじ部屋に入ることになったよ、よろしく」

自分「名前は?」

子供「クゥロ」

自分「クロ(スペイン語で“お尻”)???」

子供「クゥロ」

自分「クロ(“お尻”くんですか)???」

 

発音が微妙に難しくて、名前が聞き取れない!

後で紙に書いてもらったら「CURRO」君だった。年は15歳、所属はカデテAだ。その後で話をしていると、どうやら前に所属していたチームはレアル・マドリー。え?あのレアルですか?

 

後で聞いた話だが、エスパニョールのコーチ陣のなかでも、ちょっとした話題になっていたらしい。「今度レアルから新人取るらしいけど、なかなかデキるらしい」なんて会話が交わされていたそうだ。

なんでも、前にもエスパニョールはレアル・マドリーから選手を取ってきたことがあって、とてもうまい子だったけど、ホームシックにかかって結局ダメになった(あるいはどこかでやっているのかもしれない)なんてことがあったらしい。

そんな浮き沈みも、こういった場では頻繁にある。

 

しかし、このクゥロ君が来てすぐ、「急にいっぱい子供たちが入ってくることになったから部屋移動してくれ」との寮長から説明があった。移動先は4人部屋。部屋にテレビがある!そしてプレイステーション2もある!ちなみにウィニングイレブン7インターナショナルバージョンもある!

ん~。ちょっとレベルアップ感。

 

ここで僕は、子どもたちとより仲良くなる策を思いついた。        

新しい部屋には僕の他に子供たちが3人、ESCO(エスコ)、CHINE(チネ)、PABLO(パブロ)だ。全員1718ぐらいのもんだろう。

要は年頃の男子が考えることは、世界共通である。

 

翌日、寮に戻った僕はネットからとってきた、サンプルアダルト動画を見せてみた。

当然、もりあがる・・・もりあがる

 

そして予想外なことがひとつ。

 

「カズ(僕)、これなんだ」

「これって・・・モザイクだよ」

「モザイク???」

 

むむ、スペイン人はモザイクを知らないようだ!!新発見

(後日、スペインのテレビでは普通に無修正のアダルトビデオが夜に流れていて、びっくすることになる)

 

「プレステやるか?」なんて具合に、次の日が練習お休みだったということもあって、夜中の1時ぐらいまで、みんなでテニスのゲームをやる。

結局僕は1ゲームぐらいしか取れなかったが、とにかく仲良くなれた。よかった、よかった。



みんなの読んで良かった!