3月3日 ひな祭り

会社を創立して、47年もの歳月が過ぎた。いつも初心を忘れることなく、仕事に邁進することを心にとめて、その日を忘れることの無いようにと3月3日を我社の創立記念日に決めた。今、振り返って見ても、私自身が健康でいられたこと、周りの人たちが皆さん良くしてくれたこと、大切なご縁がいっぱいあったことなどなど・・・、感謝しきれないほどの、ご幸甚を頂き、今もなお、大切な仕事を続けていけることは大変幸せなことである。まだ終わらない意欲を奮い立て、果てしない荒野をもくもくと歩いて行きたいと思っているのである。

 

このところ少し寒さも和らぎ日中は日差しの下で野辺の散策を楽しんでいると、ようやく春の虚ろみを感じる。先日、ご近所の方とフキノトウを沢山取って来て、フキ味噌なるものを初めて作ってみた。美味でフキの苦みもあり、上出来。その日はフキノトウのてんぷらと庭先の明日葉のてんぷらも作ってみた。どれも日本酒によく合う春の香りを堪能した。

 

暖かくなると、あちこちを歩きたくなる。

どうしても出かけたいところがあった。昨年、東京国立博物館で史上最大の運慶展という展覧会があった。友人から貴重なチケットを送っていただいたにもかかわらず、運悪く期日までに出かけることが出来なかった。ところが、この展覧会に伊豆の願成就院という寺院から、運慶作「毘沙門天立像」が出品されていることを知った。昨年末に寺院に戻ってくるという情報を得て、是非とも拝観に出かけたいと常々思っていた。それがやっとかなったのだ。宇佐美から亀石峠を抜けて伊豆長岡の願成就院までわくわくしながら出かけてみた。その寺院は車で30分くらいの街道から1本離れた静かな道の奥にひっそりとたたずんでいた。平日であるのか、誰もいない境内に入ると、すぐ左手に北条時政のお墓がある。鎌倉時代の足跡を紐解いていくといろいろ興味深いところにぶつかる。このあたり一帯に由緒ある寺院が多いのもその名残なのかもしれない。少し先の函南には「仏の里美術館」反対の河津の先、下田よりのところには「上原仏教美術館」とどれも仏の立像や阿弥陀如来像が展示されている。私はなぜか仏像を見て歩くのが好きである。良く行く東京芝の増上寺にも大きな阿弥陀如来像がある。私は仏像の目の奥をづーと見つめているのが、何とも言えず心洗われる思いがしてならないのだ。

 

今日は久々にリタークーリッジ (Rita Coolidge) の音楽を聴いた。少しもの悲しげな静けさの中で歌っている「Don’t Cry Out Loud」「When You Are On Your Way」朝からかけて見た。

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