【"ブラック進路指導"の現実】高校やめたら早稲田受かった

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Amazonのペーパーバックのシステムを使って、

「高校やめたら早稲田受かった」〔デザインエッグ社〕
というタイトルの紙書籍電子書籍を出しました。

『ビリギャル』『バカヤンキー』に便乗した合格体験記
と言ってしまえばそうなのですが、

本文の半分以上を占めている合格体験記は字数稼ぎのようなもので

いちばん書きたかったのは

全国の、特に地方の高校生を苦しめている
【ブラック進路指導】について


地方出身の大学生たちから聞き取った話
自らの身近で起こっていた進路指導をもとに、
紙書籍では【ブラック進路指導】について
約40ページにわたってまとめました。


Amazonでの販売では読者数が知れているので、
STORYS.JPにも書かせていただこうと思います。



<【​ブラック進路指導】とは>

ひとつひとつ説明していきます。

>>(内容)

>>私立志望→国公立に行け!


【ブラック進路指導】の中で最も多いのがこれです。
東京と違い、偏差値の高い私立大学の少ない地方(首都圏以外)では、
相対的に国公立大学の評価が高く、私立大学の評価が低くなっています。

『なんで、私が○○に!?』で知られる四谷学院のポスターも、
東京では
「なんで、私が東大に。」東大:国立)
「なんで、私が慶大に。」慶應:私立)
「なんで、私が早大に。」早稲田:私立)
の3パターンをよく見かけますが、

西日本では
「なんで、私が東大に。」東大:国立)
「なんで、私が京大に。」京大:国立)
「なんで、私が阪大に。」大阪大:国立)
になっていたりします。

​それに伴って、
地方(首都圏以外)には国公立志望の高校生がもともと多いのですが、
「私立大学(早慶上智・MARCH・関関同立など)に行きたい」
という高校生は地方にもいます。

しかし、
生まれてから現在までずっと地方に定住してきた教員の頭の中では
「国公立大学 >(難関私大を含めた)私立大学」という不等号の図式が固定されています。

もちろん、
「進路は自分で決めるものだから自由に決めれば良い」
と考えている先生のほうが多いのですが、
そのような先生はそもそも生徒の進路に対して不干渉です。

それに対して、
「大学とは国公立大学のことだ」と考えている教員は、
私立大学志望の生徒のことを
「教科数を絞って私立に逃げている卑怯な学生だ」
(親公認の志望校であっても)学費の高い私立に行く親不孝な学生だ」
(実際には、国立大の授業料が上昇した結果、相対的に私大と国立大の授業料の差は縮まってきており、現在では私大の授業料は国立大の1.5倍ほどです。
また、奨学金制度を充実させている私大は多く、緩い基準の給付型の奨学金制度を利用して国立大とあまり変わらない学費で私大に通うことは、そこまで難しくはありません。
と考え、
「曲がった考えを変えてやろう」
とします。

その結果、
生徒の進路に口を出すことを好まない先生はそもそも何も言わず、
「生徒の曲がった考えを変えてやろう」
と考えている教員のみが
進路指導において発言力を持ってしまっているのです。


>>東大志望→地方の旧帝大の方が上!東大には行くな!

「日本一の大学は東大」。
この認識は日本全国どこに行っても同じ、

かと思いきや、そうとは限らないようです。

ほんの一部ではありますが、
「東大より地元の旧帝大の方が上である」
という価値観をもとに
地元就職を望んでいるわけではない学生にまで
「東大なんか目指してどうするんだ」
といった進路指導を行う教員もいるようなのです。

>>(具体例)

>>・教室に呼び出され、大声で説教

>>・複数の先生に囲まれる


先生と生徒の日常会話の中で
「お前は○○大志望なのか?珍しいな」
という話が出る、という程度ならまだ良いのですが、

そんな優しい感じでは終わらないのが【ブラック進路指導】なのです。

教室に呼び出され
志望校を私立から国公立に変更するよう大声で説教される

これは私の通っていた高校(香川県)でも起きていたことですが、
地方出身の大学生たちから話を聞いたところ、
私の高校だけではありませんでした。


>>全校集会で私立大学を志望しないよう釘を刺される

大学の評価の序列は、普遍的なものではありません。
人によっても場所によっても変わるものです。

「知名度」「ブランド力」「ある土地での就職の強さ」「イメージ」…
何を基準にするかによっても変わります。

みんなの読んで良かった!

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