人生を変えた父の言葉

「この言葉が人生を変えた」と思えるような言葉ってありますか?

 

私の経歴は音大卒→幼稚園教諭→アロマセラピスト→夢叶セラピストと言う流れなので、人によってはとても驚かれます。

 その道に進むには様々な出来事があり、大なり小なりきっかけとなることがあったので、私としてはとても自然な流れだと思っているんですけれど。


私の中で一番大きな転換点になったところは「アロマセラピスト」→「夢叶セラピスト」です。

同じセラピストという分野ですが、ここの転換点が一番大きいのです。

それはおそらく自分の気持ちの変化が大きかったからだと思います。


アロマセラピストからの方向転換は「父の病気」というきっかけでした。

父や看病する母の助けになることをしたいと思って始めたレイキヒーリングやカウンセリングが結果的に仕事としてもやっていきたいと思うようになったのです。


そして、父が亡くなってしばらく経った時にふと思いついたのが「夢叶力」という言葉と「夢は叶えられて当たり前だ」「夢を叶える時、人は幸せになれる」「それを伝えたい」という漠然とした、しかし確固とした決意でした。 


ただ「夢叶力」がどこでどう結びついて私の元にやってきたのかは、その時はよくわかっていませんでした。


確かに音大時代に「やりたいことをやりたい!自分をちゃんと好きになりたい」と思いました。けど、その時になりたいと思ったアロマセラピストになって就職するには時間も経験も色々と足りなかったのですね。

だから3年間は幼稚園教諭として社会経験と学びのための貯金の期間として全力を注ぎました。

仕事の休みの日などにアロマセラピーの勉強はして、3年でやめてからアロマセラピストの活動を始めました。

この経験が「夢叶力」の原点だと思っていたのです。

 

つまり「自分の中でやりたいことをやると決めた」という経験から生まれたものなのかと思っていたんですね。

 

しかし、振り返ってみると、確かにその経験も大切なきっかけではあるのですが、もっと大きな転換点がありました。

 

それが父が光になる2週間ほど前に言った言葉なんです。

 

「やり残したことはないかな。あとは家族と1日1日を穏やかに過ごせたらいいな」

 

確かこんな言葉でした。

その後、父は穏やかに息を引き取ったんですね。

 

この言葉は在宅ケアの取材の依頼を父が受けた時のインタビューで答えたものなのです。

 

それが嘘か本当かなんてわかりません。

でも、確かに父は娘の私から見ても「やりきってたなぁ」と思う生き方をしていたと思います。

 

そりゃ、何かを諦めたり、できなかったことはあったかもしれません。でも、その時その時自分がやると決めたことはちゃんとやりきっていたなと思う人生でした。

 

夢叶力が生まれたのはきっとこの言葉を聞いたからかもしれないと思っています。

 

自分の人生を振り返った時に「やりきった。いい人生だった」って穏やかに微笑むことができたらいいなぁって思うのです。

 

そう言える人生を歩むために、「夢叶力」は生まれたんだろうなと。

 

後悔が0で生きられることはまずないと思います。失敗もするでしょう、諦めることだってあるかもしれません。

でも、その時その時に自分がどんな選択をするのか、どう自分の人生の舵を取るのか、自分なりに「それが最善で全力」と思える道を進めるようになるのが「夢叶力」なのではないかなと思うのです。

 

「やり残したことはない」と胸を張れるように。「こんなにいい人生だったよ」と残していく人に笑って話せるように。

そんな人生を私も送りたいし、そうありたいと思う人に届いたらいいなと思っています。

 

「やり残したことはないかな。あとは家族と1日1日を穏やかに過ごせたらいいな」

 

この父の言葉が私の人生を方向転換させた大切な言葉なのです。

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