職種:Webデザイナー 業務内容:商圏調査

正社員登用されて幾許かの日数が経過

当時の課長から仕事の指示が。
「イベント告知のバナー作成かな?」と思っていたところ、おもむろに地図ソフトを見せられ

課「ここ中心に半径1kmごとで5kmまで円描いて」

さすがにWebと全く関係が無いということは分かる。
とはいえ中小企業の本社事務職なんてのは多忙な時期は別の仕事も兼務することになるだろうということぐらい予想していたし、円を描くことぐらい数分あれば出来るのでちゃっちゃとこなす。

自分「できました」
課「じゃあそれぞれの円の中にある行政区(町内)調べて、人口調査してくれる?役所のWebに人口資料は大抵あるから」

手作業で行うにはいささか手間がかかる話。何日かこれに費やすことになりそうだなー。と思いながら作業する。結局2日かかった。

課「できた?」
自分「はい。役所のページに人口情報なんてあるんですねー」
課「公開してない区もあるけどね。じゃあ次なんやけど、5km以内にある銭湯の場所調べて」


・・・銭湯?どうやって??

運営会社があるスーパー銭湯のような場所なら検索も容易いが、個人経営の銭湯となると検索ではヒットしない場合も多い。
更に調べていた場所は京都。京都市内はかなり廃業した所も多いとはいえ、未だに銭湯文化が根付いており他の地域と比べても結構な量がある。

結局この後もなんやかんやあり、その1ヶ月は業務の9割を商圏調査に費やすことに。

どうやらWebデザイナーの仕事は自分が考えていたものとは違うらしい
その後も結構この商圏調査は仕事として行う機会が多く、入社9年経った今も、自分がマーケティング部門のトップに立って担当している。
(マーケティング専用のソフトを導入したことで人口調査はとても楽になった)



つづく

著者のりんたすさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。