年収2億円のビールおじさんに出逢ってサラリーマンを抜け出した話
これからの人生このままでいいのだろうか?
本当にやりたいことってなんだろう?
自分の好きなことってなんだ?
ぼくは時間があればいつもそんなことを考えていた。
金曜日の夜、飲み会で飲みすぎて、
土曜日は二日酔いで昼過ぎに起きる。
布団から出ずにYouTubeを見ていたらいつの間にかもう日曜日だ。
やべぇ、また一日無駄にした。
日曜日こそは良い一日を過ごすぞ!と意気込んで、
朝から運動して、自己啓発本を読んで、美味しいご飯を食べて、
土曜日の分を取り戻そうと頑張った瞬間には日曜日も終わる。
はぁ〜、また明日から仕事だよ。
休みの日って本当にあっという間に終わるよなぁ。
気が付けば銀行に就職してもう5年目だ。
大学時代はろくに就職活動もせず、
なんとなく地元の銀行に就職したぼくはこれからの人生に迷っていた。
月曜日は眠い目を擦りながら朝から出勤して、
朝礼を終えるとホワイトボードにウソの訪問先を書いて営業車で出発。
日陰があるスーパーの駐車場に車を止めて、スマホでニュースサイトを眺める。
すげぇな、15歳で起業か〜。この子にはきっと才能があったんだろう。ぼくとは住む世界が違う。
ぼくはいま27歳。
この世の中は15歳で社長になるスーパーエリートもいれば、27歳で会社の手となり足となるしかない人もいる弱肉強食の世界だ。
ぼくは完全に後者の部類。
このままサラリーマンとしてストレスを抱えながら、一生働き続けるのはやっぱり嫌だなぁ。
ぼくも好きなことを仕事にして自由に生きていきたい。
社長になって大金持ちになったら自由に暮らしていけるんだろうな…
上司から理不尽なこと言われることもないだろうし、ストレスとは無縁の世界って羨ましい。
人生は一度きりだしなにかでっかいことを成し遂げたいと思ったりもするけど、
いまさら自分にやれることなんてあるのか…
周りの同期はどんどん結婚して子供も生まれてる。
今年で社会人も5年目だし、行動するなら早めがいいけど、なにをどうやればいいんだろう。
当時のぼくはこれといってやりたいことがなかった。
これまでの人生でやりたいことといえばサッカーだけだったからだ。
ぼくは小学校3年生の頃からサッカーにひたすら打ち込んだ。
練習がある日は早めに行ってプールの壁に向かってボールを蹴ったり、休みの日は公民館の広場で友達とよくサッカーをしたものだ。
高校のときにはプロサッカー選手を目指し親元を離れて寮生活も経験した。
結局、大学までサッカーをしてたけど、就職してからは銀行の仕事が忙しくてサッカーは辞めてしまった。
それ以来、ぼくにはやりたいことがない。
サッカーに夢中になってボールを追いかけていたあの頃は本当に楽しかった…
これからの人生でサッカーに熱中してたときのような感覚を味わうことはできないのだろうか…
サッカーのように夢中で没頭できることを仕事にできたら楽しいのに…
これからの人生このままでいいのだろうか?
毎日同じことの繰り返しのサラリーマン生活に疑問を感じて、
ずっと頭の中では悩んでいたけれど、当時のぼくにはなにをどうすればいいのかまったく分からなかった。
これからはグローバルな時代だから、英語を話せた方がいいと思い、
YouTubeで英語の勉強をしてみたり、
自由に生きるためには将来起業するのが手取り早いという理由で、
MBA留学のサイトを読んでみたりもした。
このように自分なりに考えて動いたりもしてみたけど、
全部中途半端に終わってしまった。
本当にやりたいことっていったいなんなんだろう?
そんな毎日を繰り返していたある日、
銀行を辞めた先輩にいまの悩みを相談する機会があった。
ぼく「これからの人生について相談がありまして…」
先輩「そうなんだ。いったいどうしたの?」
ぼく「このままサラリーマンで働き続けるよりも、人生一度きりだしやりたいことにチャレンジしてみたいんです」
先輩「なるほど。で、きたしょーのやりたいことってなんなの?」
ぼく「それが分からないんです…」
先輩「まじかよ!そしたら、このビールおじさんっていう人に会ってみるといいよ」
ぼく「ビールおじさん?」
先輩「そうそう、この人めちゃくちゃすごいから話とか聞いてみるといいかもね」
ぼく「そうなんですね。ありがとうございます!」
数日後、
そう言えば、この前先輩に紹介してもらったビールおじさんのことを調べてみるか。
ん〜、どれどれ。
元サラリーマンで複数の会社を経営して好きなことをして生きるビール大好き人間。
Facebookにはたくさんの美女に囲まれてる写真ばかりでなんだか幸せそうだ。
書いていることもいつも目から鱗だし、読んでいるだけでほっこりする。
私服もオシャレでラフな今時の経営者って本当にいるんだなぁ。
銀行でスーツを着たお堅い社長と会って話すことが仕事だったぼくは驚いた覚えがある。
この謎のビールおじさんの正体が知りたかったぼくは彼に関する情報をとにかく掻き集めた。
Facebook以外にも、Twitter、Instagram、メルマガ、ブログなど、ありとあらゆる情報を読み漁った。
すごい、この人の言ってることもやってることも全部すごすぎる。
なんというか、本質を突いている気がする。
サラリーマンでも好きなことを仕事にして生活していけるようになるんだ。
ぼくもビールおじさんのようにこれからは自由な人生を送りたい。
ビールおじさんに一度会ってみたい!
よし!ビールおじさんからすべて学んでやる!
と決めたぼくはビールおじさんに弟子入りすることにした。
それからというもの、ビールおじさんから学んだことはすべて実践した。
銀行員生活5年目の春、これから好きなことを仕事にして自由に生きていくと決めてから、
1年後のいま…
平成30年3月末にぼくはフリーランスとして独立することができた。
ぼくはいま28歳だ。
これまでの1年間、
銀行員を辞めるという決断に至る勇気、夢や好きなことを見つける方法、
行動力を上げるためのマインドセット、人間としての在り方、
すべてをビールおじさんから学んだ。
師匠から学んだお話の続きを、
これから人生に悩んでいるあなたに伝えたい。
続きのお話はこちら。
著者の北村 翔平(きたしょー)さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます