はじまりの、おわり(2)


40代、これからどう生きよう

これは、この時ものすごく大きく

深く深く、わたしに刺さった

揺さぶられるテーマだった



どうにも進めないと焦るばかりの
とりとめもない、思考

やりたい事も、ない気がする
こうなりたい未来も、、


ただ、子供がふたり
無事に成人を迎え
一人前の男として、
食うに困らないよう、育ってくれたら、、


夫とは、生涯添い遂げたいのか
わからない

この結婚は二度目で

一度目の結婚は、子供を抱えて
お金に苦労ばかりしたから

とにかく、経済的に困ることの無い
安定した暮らしが出来る人がいい、と

もちろん大恋愛での再婚だったけど

行動力があり、経済的に安定している人に
守られて暮らしたい

裏を返すと

わたしはあなたの範疇の中で生きればいい

そういう設定を、私が望んだということで


家政婦のように動き回り
誰にも顧みられず
ひとり、夜中まで家事を抱えている事も、

仕方ない、食べさせてもらっている
子供を育てる資金を
稼いでもらっているから、、

その範疇の中で、出来そうなこと
わたしのやりたい事を探す

そんな考えなので
そもそも、答えも見つかるわけはないと


今なら、そう思う

でもこの時は、その

狭い狭い選択肢の中で
出来そうなこと、やれそうなこと
家族に迷惑かけずに動ける範囲で


生涯の目的を、見つけなきゃと
必死に考えていた


こういう事で、悩んでるの

と、彼にはポツポツ、メッセージするけど

当たり前に、答えなんかあるはずもなく


エロい話しに持っていこうと、
はぐらかされる

でも。それで楽しかったのだ、私も

大きなテーマで悩んでいるようで

私の中身はこんな事しかない

空っぽだな、と

自分を情けなく思ったりもしていた。


ある時、

オレ、明日から5日間
研修旅行で居ないからね

と、メッセージで知り

その場で。家の、階段で、
ヘナヘナと座り込んでしまった


5日も、会えないの、、
ダメだぁ、テンションただ下がりだぁ、、

面白がるように、彼は

旅先で写真送るよ♡と

うんうん。
そうして。
つまらな過ぎて生きられないから。笑


旅先からの、写真が 
時々送られてくるのを

一日に何度も何度も眺めていた

写真を送ることが
増えて

それは私の携帯の中だけの

本当に秘密の、宝箱のようで

ただの風景でも

ゴルフボールに蝶々が止まった写真でも

見ていたら幸せ


夜中、みんなが寝静まってから
家事の合間に
メッセージをやりとりし
送られてきた写真を眺める

それが私をときめかせ

キラキラと、耀くエネルギーを
纏っていたのだろう



最近お前キレイよな

ふと、夫に言われる

薄々、変化に気づいてはいただろう

でも、1年ちょっと前と比べてみたら

その差は、歴然と言えるほど

別人のように輝いていた

体重も減り、出産前のスタイルに戻り

着る服や身なりにも気を遣い

お風呂上がりの体のケアも念入りになり


身なり以上に、何より


生き生きと、ハリがある、艶がある

恋をするってそういう事だ


いくら毎日見ていたって

ろくに目も合わせず会話もなくたって


いい加減、気づくのだ


こいつ、何か、あるんじゃないかと

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