生きるために、手放す(3)


悩みに悩み、

問題がなんだったのか、

わからなくなるくらい

悶々と過ごす日々は

それまでの人生だって、多々あった


あまりにも考えすぎて
ごちゃごちゃな時

もう、考えるのやーめた

と手放すと

答えがわかったり、助けられたり
思いがけず方向が開けることが
人生の局面には、多かった

というより、常にそうして


出来ること全部やってみたけど

もう、本当に分からない
成すすべがない

どうしたらいいのか

わかりませーん!!


とやけを起こすように放り投げても


いつだって、どうにかなってきたし

それがすべて、つながって、

今がある




どうしよう、どうしよう、と
悩んでいた、彼への注意喚起は


“妹に頼む”という

思いがけないアイディアがふと、
湧いて


いま、夫の精神状態が悪く
何をしでかすかわからない、
万が一夫が家を尋ねても
出ないように、と。


無事、彼に伝えられて、ホッとした。



人事を尽くして天命を待つ



そんな言葉がはっきり腑に落ちる。




こんな生活してたら

死ぬ気はなくともいずれ
体の不調で倒れるなり
私の方が精神的に参るなり
何らかの形でガタがくるだろう

何より、こんな夫婦の不協和音の中で
暮らしていく子供たちは、大丈夫なのか

長男はまいにちのように、習い事をし 
送迎はわたしの仕事だったので
夫のいない車内で、よく話をした

その中で、長男に
離婚したいことを切り出した

日頃の様子から、不協和音はもちろん
夫の狂気じみた言動や
子供たちが嫌がる威圧的な発言や威嚇も
ぜんぶ、肌で感じているので
そのうち、という前提で話したら
わかってくれるような
気がしていた


でも、やっぱり
長男は、彼の築いた世界があり

ここから離れて暮らすことは
死んでも考えたくない、
親の離婚も、二度目だから
これ以上自分の人生を傷付けてくれるなと


烈火のごとく怒り
わたしと口論になる

すぐにいつとは動けないけど
ゆくゆくは、別れる
別れないという選択肢は
もう、ない。

断言するわたし

ふざけんなと叫ぶ長男

じゃあ、なに?
あのお父さんといて、
あなたは幸せなの?
あんな、何かと脅し怖がらせ
独裁者みたいに
許可がないと何もできないような

こんなの、家族じゃない
少なくとも、母さんの望む家庭ではないし
わたしは、ここに居たら
絶望で笑顔をなくして
日々自殺しているようなものだから

わたしが言えば、

そんなもん知るか!
それはお前らの世界だろう!
俺はここに居たいんだ!
みんなが、子供の幸せ第一だからって
言ってるじゃん
俺の幸せ考えるなら
離婚なんて絶対言うな!
お前らが幸せかどうかなんて
俺にはまったく関係ねーし!
お前が我慢すれば

済むことなんじゃねーの?!

当時10歳の息子に
言い返され

冷静さを保てず

ふたりで泣きながら喚く

黙って聞いている次男は
本当に何も言わず
ただそこで聞いている

子供を相手に
泣きわめき

わたしは、嫌だ!
もう、我慢なんてしない!
子供の幸せの為に
死ねって言うの?!
だったら、あんたの為に
我慢して、母さん、死ねばいいのね!!

そうすりゃいいだろ!
子供生んだら子供の幸せ考えるのが
母親の仕事なんだろ!!



誰と、けんかしているのか
わからない

私が、子供
子供が、大人


これまで、こんなに言いたいこと
喚き散らしたり

わたしは、こんなの絶対嫌なの!!と
はっきり、声に出して
もう我慢なんてしないから!!と

母として、ある べき 姿

と思い込んでいた、

言いたい事を言わず
綺麗事言って誤魔化すおとな、

をこの時手放した




“頭使って考え込むの、やめた方がいいよ
本当は、考えなくたって
どうにかなるものなんだよ”

以前、彼に言われた
そんな言葉が

この時期とてもリフレインしていた





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