鏡の自分を見て泣いた時から、違う人生が始まった話

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受身的にでも、今までにない一歩を踏み出したことで、何か意識が変わったのだろうか?

未だに理由は分からない。

何がどうであれ、今までに感じたことのないような嫌悪感を抱かずにいられなかった。

 

 

「・・・変わりたい」

 

 

 

あまりの、自分の情けない姿に、涙が止まらなかった。

 


 

今度こそ、もう、本気で変わるんだ、と思った。

言い訳はなしだ。

周りからどう思われるとかも、関係ない。

 

とにかく、自分で 自分を許せるように。

自分で、自分を大切に思えるように・・

 

 

 

自分の殻に、穴があいた瞬間だった。

 



●変身プロジェクト

 

本棚の肥やしになりかけていた、2冊の本を引っ張り出してきた。

 

ここに書いてあることを、とにかく実践してやろう。

やってやるー!

 

 

これは、自分を変えるプロジェクトなんだ、と考えることにした。

計画をたてて、必ずやりとげるんだ。

 

 

まず、この髪型を何とかしよう、と考えた。

 

髪型を変えたら、朝の支度の時間が今までよりかかるかもしれない、という内なる声が聞こえたが、

 

 

それが何だ!

その分早起きすればいい!

 

 

と自分に言い聞かせた。

 

 

「長さをそろえるだけでいいや」などと言って、QBハウスで切っている場合ではない。

ここは他人のセンスに頼ろう。

高くても良いから、評判の良いおしゃれなお店で、自分に似合うように仕上げてもらおう!

 

じわじわ変えてその度に視線を感じるのは耐え難い。

変えるからにはガラリと変えよう。

カットしてもらって、カラーを入れて、ゆるふわなパーマもかけよう。

 

短くなったことがイヤでも分かるように、長さも肩上にしよう。

 

後ろで結べないと バサバサして邪魔だよ、という内なる声をふり切るようにして、

善は急げ!と、ネットで探して、青山の とある美容院に 2週間後の予約を入れた。

 

 

 

しかし、だ。

 

 

髪型を変えた自分に似合う服が、ない。

そこで、美容院に行く前に、服を買っておくことにした。

 

今まで自分が選ぶことのなかった、白や優しいピンクで女性らしいデザインのものを、恥ずかしいという想いを封印して購入した。

 

 

 

色々いっぺんに変えようとすると、すごく費用がかかる。。。

そんなにお金使って!という内なる声が聞こえてきたが、

 

 

いままでケチって買わずに済ませていた分を使ってるだけだよ!

 

 

と自分に言い聞かせた。

 

 

 

メイクも変えなければ。

 

まつ毛は長い方だが、下向きに生えているので、上げると印象が変わるのは分かっていた。

しかし、落とすのが面倒だという理由で、マスカラは使っていなかった。

朝のメイク時間短縮のために、アイシャドウもチークも付けていなかった。

 

メイクはすぐに始められるから、美容院に行く日までに、まずメイクに慣れておこう。

 

 

身なりを整えるのにいつもより相当時間がかかることになってしまうが、

もう、そこは覚悟を決めることにした。

 

 

 

 

そして あっという間に時は経ち、美容院の予約日が来た。

 

おしりの下まで伸びていた髪をバッサリ肩の上まで切って、少し色を明るくして、ゆるふわなパーマをかけたい と担当の女性に相談した。

 

すると、

 

 

 

 

「すみませんが・・ カラーとパーマは、同じ日にできないんですよ~」

 

 

 

 

え、えー!?そうなの?

 

そんなことも知らなかったぁ。。

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