同じアパートの女子留学生に挨拶したら結婚までいってしまった話

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よく考えてみると、
私は日本人と付き合うこともなく、結婚してしまいました。
ですから、日本人同士の恋愛や結婚は未経験です。

ですが、留学生との恋愛経験は、
まさに「異文化交流」そのものです。
考え方も文化も、日本とまるで違います。
そのことは、マイナス面でも作用しました。


ケンカも散々しました。


別れようと思ったことも何度もありました。


でも、やっぱり私には彼女しかいないという結論に、
最後は至ってしまうのです。


結婚した翌年には娘が誕生し、
その後、彼女の祖国へ家族で移住しました。

海外移住は旅行で行くよりもずっとエキサイティングで、
体験したすべてが新しく刺激的でした。

日本の方が良い面ももちろんたくさんありますが、
それを差し引いても、面白さが余りあります。

この経験をそのまま自分だけで持つのはもったいないと思い、
ブログにも挑戦し、現地に住まないとわからないことも
積極的に発信してみました。




思えば、普通の日本人が経験できないことを
たくさんさせてくれたのは、まさに彼女のおかげです。

でも、お互いあのボロアパートを選ばなかったら、
出会って知り合うこともなかったのかな、とも思います。

縁とは不思議なものだと感じました。


私たち家族は、日本と海外を行ったり来たりする生活を
送っています。

『人生は一度きり。やりたいことをやらないと損!』

と教えてくれたのも彼女です。


彼女(奥さん)に大感謝!




…しかし、ある疑問が頭から離れず、
思い切って聞いてみることにしました。
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…ちなみに、
私の告白を受け入れた理由を後から聞いたら、
彼女はこのように答えました。




「憧れの日本の大学に期待して来日したら、
とんでもないイナカで冬は寒くて、
友達もいなくてとても寂しくて、
もう大学を辞めて帰国しようと思った。

そこにあなたが現れて、告白されたから、
そばにいてくれるならこの人でもいいやと思った」




…つまり寂しかったから誰でも良かったの…??

と聞いたら、

「うーん…、少しそうかも(笑)」


このストーリーの続き、海外での暮らしは下記ブログにて


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