ナイナイづくし

さて、どうしようかな。

50歳を過ぎて、お金もない、地位もない、肩書きもない、能力もない、コネもない。体力も気力もない。体はボロボロ。これから何かいいことがあるという希望もない。車はいつ壊れるかわからない。あるのは借金だけ。返せるかどうかわからない。
よくこれだけナイナイづくしになったものだと笑える。
ネットで死に場所を探してみたが
適当な場所は見つからない。
なんでも願いを叶えてくれる霊験あらたかな仏様に、ピンピンコロリで逝きたいんですとお願いしてみたら、自分じゃなく身内が死んでしまったのでそれはもうやらないことにした。
さて、どうしたものか。

先の希望が見えない時。
このまま歩き続けても、さらに溟い道へと進んで行くだけだとわかってしまった時。

①いつ死んでもいいのだから、思い切って贅沢をしよう。美味しいものを食べよう。最後の晩餐だ。
で、680円の味噌カツ定食を食べた。玉子焼きとサラダも付けた。食後には、自家焙煎の店でコーヒーも飲んだ。酸味は少なく、甘みと、後口がなんとも言えず柔らかく残る美味しいコーヒーだった。もう思い残すことはない。
しかし。
いつ死んでもいいのと、実際に死ぬのにはタイムラグがある。その間もお腹は空く。で、最後の晩餐を何回したことか。


②悩み相談ダイヤルに電話してみた。
その1
自分「生きることに疲れてしまいました」
相談員「あきらめないで。あなたを必要としている人が必ずいますよ」
自分(いたらなんなのさ)
その2
自分「生きることに疲れてしまいました」
相談員「あなたにはあなたにしか出来ないことがあるのですよ」
自分(そんなものあるかい)
その3
自分「希望のないまま生きていくのが辛いのです」
相談員「でも車持っているんでしょう。ないものよりあるものに目を向けたら?」
自分(すいません相談なんかしちゃって)
すいません相談なんかしちゃって。

③目に見えない世界の力に頼る

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