ナイナイづくし2

目に見えない力に頼る ①道祖神

今日は久しぶりに雨が上がったので、近所を散歩。

目的も帰る時間も決めずにゆっくりぶらぶら歩こう。

心の中で、(お家がだんだん遠くなる )
(帰って来れなかったりして)
(そういえばドラえもんにそういうのがあったなぁ 団子だったかな)
などとつぶやきながら。


けれども、目的も決めずにぶらぶら歩く というのは案外難しいのだ。気がつくと、せかせか早足になっている。

途中、道祖神があったので手を合わせ、(どうぞお守りください 私も旅の途中なのです)とお願いをした。
ナイナイづくしの旅を助けてくださるのが、道祖神の担当がどうかはわからないけれど。

恋愛中にしては、すごく生真面目な表情の神様でした。


委ねる という。
導かれるままに。

途中、畑のキツい肥料の匂いに背中を押されたたりしながらとにかく歩く。

予想外に暑くなり、途中で休んだ最後の晩餐の珈琲店で、アップルピーチのケーキを食べた。この柔らかな味は、道祖神の顔に似ていると思いながら。
居心地がよすぎて、立ち上がる気力がなくなる前に席を立ち、また歩く。
脇道を行ったり来たりしながら、
どこまでいけるか行けるところまで と思っていたら家の前に出てしまった。

帰って来ちゃったよ。1時間半で。


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