top of page

20数年、数々のクズ男に騙され裏切られ続けてきたアラフィフ女子が一念発起し、わずか1年で15歳年下イケメン男子と結婚したお話し

Image by Olia Gozha

はじめに

【自伝を綴ろうと思ったわけ】


きっかけはテレビに出演したことでした。


http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=trinity0&prgid=57004328


アメブロにコツコツと綴ったことがディレクターさんの目にとまり、そこからオファーがあったのです。


でもテレビを見て愕然としたよ。

ほぼほぼフィクション、ほぼほぼカットで、

あれじゃ伝えたいこと全然伝わらないと思った。


だからストーリーに自伝を書くことにして、

一人でも多くの同じ悩みを持つ人の力になれればいいなと思って。


きっと、わたしに出来ることがあると思ったから。


【エピローグ序章〜恋愛編 はじまり〜前編】


さて、わたしを語るにあたって、

やはり過去の恋愛は外せない。


恋愛のスタートは高校に入ってすぐだった。


入学後すぐに学校の行事に、新入生を部活に勧誘するべく各部活の代表が、全校生徒の前でスピーチを行うことがあった。


そこでクールなボイスと甘い顔のバスケ部の代表に一目惚れした友達が、

一緒にマネージャーをやろうと誘われたのだ。


バスケ部に乗り込むと

副キャプテンが対応してくれた。


副キャプテンはほっぺが赤くて

田舎くさい顔だったけど、

笑うと目がなくなる素朴な笑顔に

今度はわたしが一目惚れをしてしまった。


高校生活は

バスケ部と友達と副キャプテンのおかげで

毎日とても充実していた。


副キャプテンはいつも明るく、ひょうきんで、みんなの中心にいる人物だった。


なんとかあそこに入りたい。


付き合いたい野望はふつふつ湧いて

毎日それはでかくなっていった。


そして、ついにその日は訪れた。


副キャプテンに呼び出されたわたしは

期待に胸を膨らませ場所に行くと

「これ」

と言って、手紙を渡されたのだ。


こ、、これは!

これは世に言う「ラブレター」というやつじゃないか?!


とうとう!とうとうわたしにも!!

しかも!!

大好きな大好きな副キャプテンから!!!


わたしは表面は冷静さを保ちつつ心の中ではガッツポーズをとり、めちゃめちゃ有頂天になった。


すると有頂天のわたしに無情の鐘が鳴る。

「これ、Sから」


へっっ??

S??

副キャプテンじゃなくて?

しかもSーーー???!!!!!


Sとはバスケ部のキャプテンである。


新入生勧誘スピーチは、このキャプテンであるSに変わって、クールなイケメンTが代表に立ったのだ。


なぜなら、、

こう言っては非常に申し訳ないが、、、

Sはとんでもなくブスだった。

ネアンデルタール人のようだった。


なのに超がつくほどナルシストで

女子マネのみんなから気持ち悪がられていたのだ。

わたしは二度、ガッカリした。


よりによってS、、、、


ラブレターの勘違いのショックと

そのラブレターの相手のショックとで、

何を血迷ったか、悪魔のささやきか、

わたしはとっさに口に出していた。


「わたしが好きなのは、副キャプテンです」


沈黙が続く。

うそだろ

何か言ってくれ。

頼む。

この沈黙は耐えられない。

すると口から出た言葉は


「ごめん」


だった。

そして

「他に好きな人がいる」


ですよねぇ。。

じゃなければ、こーして他の人のラブレター、代わりに渡すわけないですもんねぇ。


くそっ!

Sめ!!

よりによって副キャプテンに頼むなんて!!


無情な世の中を呪ったよ。

そしてあんなに楽しかった日々が

途端に憂鬱になった。




←前の物語

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page