第一話 海の上で“目覚め”の瞬間がやってくる









カリフォルニア留学中の9月17日、
ドイツから留学に来ていた友達のJuliaに誘われて、フランスから来た子と3人でWhale Watchingへ。


Juliaは27歳ということもあって、本当にお姉ちゃんみたいな存在。



Whale Watchingでは船からクジラやイルカを間近で見られる。

海風が本当に気持ち良い。


今までの溜まっていたものが全て
海に洗い流されるような感覚。

そして「何かが始まる気がする」という漠然とした予感。


本当に本当に、気持ちいい。しあわせ。








なんて思っている時、
クジラが放った水でできた虹が目の前に。




本当に、何かが始まる気がするー







そして忘れもしない、その瞬間がやってくる。












何もかもが、「愛」に見える…







一緒に船に乗っている人、船の周りを飛ぶ鳥、海を泳ぐイルカやクジラ、
そしてこの船そのもの、海、空、空気…






そうなんだ!!
私たちは全て愛でできているんだ…!

この人も、このイルカも、この船も、全部全部愛なんだ…






私たちはもしかしたら、
ひとつなのかもしれない…








今まで味わったことのない、不思議な感覚。
なんだろう…





今思い返せば、あれが“目覚め”の瞬間だった。

わたしにウェイクアップコールが鳴り響いた。


「さあ、本当の自分を生きる時だ」と。






その時乗っていた船の名前は
「Sea Goddess」


そう、わたしはあの時、
海の女神に会ったのだ。






それは後からわかったことで、
その時は愛と愛情の区別もできず、
“目覚め”なんて言葉すら知らなかった。





何が起きているのかわからない。
こんな不思議なこと、
誰にもわかってもらえない…





そんな感情を抱きながら、
それから生活がどんどん変わり始める。






もし全てが愛だとしたら、動物は本当に食べられるために生まれて来たのかな?

そんな疑問が湧き上がり、菜食生活を始める。

現地でのバディがVeganだったのも、
今となっては前兆だったのかなあなんて。






ちょうどその頃から、
私は瞑想することが日課になる。


やり方も全くわからないし、やりたいと思っていたわけではないのに。

体が勝手に動くようにベッドに寝て不思議な力を使って体や魂、心を癒す。






いろんな声が聞こえてくる。

「どこから聞こえてくるんだろう…?」



天使さんかな?
それともご先祖様かな…?



それともこの声はわたしが勝手に作り上げたストーリーなのかな…?





わかんない、わかんない。。。






とにかくメモしておこう。
あとで気づくことがあるはず。









今何度思い出そうとしても、始めたきっかけもなぜできていたのかも本当に全くわからない。




「私じゃない、何か他の力が働いている」


そんなことを感じながらも、毎日菜食生活を続けながら瞑想やヒーリングを続けた。




そんな生活を続けているうちに、
私はまた新たな前兆を見つける。

それは「人生を変えてしまうような誰かと出逢う」ということ。


つづく 

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