ちょっと大阪からママチャリで神奈川まで帰った話 第3回

1 / 3 ページ

前編: ちょっと大阪からママチャリで神奈川まで帰った話 第2回



睡眠

それは人間が生命を維持するにあたって、なくてはならない行動である。決しておかあさんと一緒に出てくる雨の妖精ではない。疲れていた。

そりゃそーだろう?何年ぶりに長距離・長時間自転車をこいだと思っている。あれほど口を酸っぱくして言ったはずだ。

長距離を走る用に想定されて作られていないと。



しかもどーだ!?サドル部分が錆付いてしまって、高さ調節もできやしない。何でこんなに低いサドルで奈良までやってきたんだ!!!

早くも病んでいたのかとさえ思ってしまうようなネガティブな朝だった。まだあたりは薄らと明るくなり始めた程度の早朝。少し肌寒い。


寝れなかった....蚊のやる気が凄い。もうこれ見よがし。歴史ある仏閣の地で、無益な殺生はそれがしも避けたかった。

しかしながら、あちらさんも命がかかっている。こっちだって吸われた分だけ関東が遠ざかる。はては意識も...

夜な夜な暗闇で聞こえてくるあの



っぷーん~っ



ていう腹立つ音。何度となく逃げて逃げてを繰り返し、やっと眠れたのが30分ほど前。



もう爽やかな朝である。



フラフラになりながら、池のすぐ下にあるコンビニへと向かった。とりあえずエネルギーを補給しなくては...おにぎりを一つ手に取った。

記憶にないがきっとシーチキンか梅である。汗をかくことを想定して梅だったかもしれない。実は私、おにぎりの選択肢はこの2つで



驚きの95パーセント(当社比)を占める。


ほぼどっちかだ。しかしながらこの情報はFBIは愚か、アルカイダでさえ掴んでいない事実であることは言うまでもない。


そして、このコンビニでこの旅を根底から揺るがす事実を知ることとなる!!!




「日本の南側に大型の台風が発生いたしました。」





おい!お前!!何を淡々と恐ろしい事を口にしている!?

正気か!?←お前がだ

何て日だ!!!!

マジか!!?いつ!!?進路は!!?


非常に不味いことになった。朝から不穏な感じはしていた。曇っている。これは何日後かに日本に上陸するパターンのやつやん!!!

そうと決まればこんな所で油売ってるわけにはいかない。急がなくては!!!今日一日でどこまで逃げ切るか、目標も立てなくては!!!

みんなの読んで良かった!