君は君のままでいいんだ

僕は
乳児期に両親は離婚し母親は乳飲み子であった僕を父親に渡して男の元へ行ってしまったようだ。まだ若い母親は母と生きることより女としての道を選択した。
残された僕と父親は結局一緒に生活する事もなく父方の祖母がいる山奥に預けられる事になった。

気がつけば叔父や叔母、祖母、従兄弟などの中に預けられた自分は叔父や叔母の事を
お父さん、お母さんと従兄弟が呼ぶように同じく読んでいた。

幼くして自分は母親から捨てられた存在である事を理解し常に誰かの顔色を伺っての
生活をしていた。
年の離れた従兄弟の為本やおもちゃなど
あるはずもなく新しく買って欲しいと
頼むが願い虚しく無視されいつしか頼む事も先に諦めがありしなくなってしまった。

40年以上たったいまでも鮮明に記憶にあるのは僕がなんだかの発達の障害を抱えているからだと思う。

山間部の集落の中にある小さな小学校に入学した僕は新入学同級生4人という学校だった。幼稚園から一緒だった三輪くん
更に山奥を超えてきた山崎君と内田さん
たった4人の学校生活がスタートした。

集落の中の出来事はあっとゆう間広がり僕の生い立ちは勿論母親の事もみな誰もが知っている事実だった。
都会の学校ならばそんな事が原因で
いじめが始まったりする事も聴くが
僕の通った小さな小学校はとてもみな
優しく常に見守ってくれていたような
感じがした。

全校生徒30人位の小学校にも稀に転校生もやってくる。同級生の女の子が市内からやってきた。山田さんだった。
僕の初恋だったように思う。

そんなワクワクした学校生活も父親の再婚を機に一変する。
父親が暮らす神戸に僕は行く事になった。
当時は父親が大好きで年に一回か数年に一回会える事が嬉しく毎日道路をみては白い車を父親が帰ってきたのかとドキドキしながら待っていた記憶がある。

そんな父親と一緒に暮らせることが
楽しみにしてお世話になった祖母の家を
後にし新しく義母とその連れ子、父親の
4人で6畳二間の文化アパートで暮らしが始まった。

義母の名前は房子連れ子は真由美僕より4歳年下だった。

新生活がスタートして間もなく僕は自分の着ている服が小さく入らないと怒りを義母に向けた。
その時だった鬼の様な形相で僕は殴られ
続けた。
小さな頃から従兄弟に殴られるのは慣れていて泣き声もださない僕にまた怒りを覚えた義母は更にビンタを続けた。

その日はバスで行く距離の市民会館に真由美と義母の3人で行く予定だった。
気がすむまで殴り続けた義母は3人で結局は市民会館まで出かけて行った。

演劇か何かをみた僕達3人は混み合うバス停に向かうが途中逸れてしまった。
引越し間もない土地勘もなくバスなど利用した事もない僕は知らない土地に一人置いていかれた。
まぁ今思えばこれも義母が仕掛けたトラップだった。

仕方なく僕はバスが通ってきた道を
なんてなくブラブラ歩いてみた。
特になんの目印もないけどその時
覚えた川の名前『御手洗川』
トイレみたいな名前でヘンテコな名前
直ぐ頭に焼き付いた名前だった。

ブラブラ歩くとカーブミラーに
御手洗川と書いてある表示を見つけ
そのまま進むと来たばかりの時に
みた小さなスーパーが目に入った。
ここを曲がると公園があるはずと
角を曲がると大畑公園が目の前に
飛び込んできた。

着いた!
特に感動もなく玄関前に行くと
電気も付いてなく公園のブランコで
1人で遊んでいた。
聞き覚えのある2人の声が聞こえてきた。

なんやお前帰ってきたんか?
と義母がいう。
真由美はおかあちゃんとハンバーグ食うて来てん。
と無邪気に話す。

これがこれから始まる虐待のプロローグだ。

毎日毎晩繰り返される暴力。
僕の唯一の逃げ場は実は学校だった。

学校さえいれば殴られる事はない。
給食だって食べられる。
家庭科の時間みんなは食材を持ち寄るが
僕は何時も忘れる。
彫刻刀や笛必要な物は全て捨てられた。
きっと同級生から忘れ物ばかりする馬鹿な奴と思われていたかもしれない。
自分では気がついていないけど嫌われていたかもしれない。

でもそんな事よりも生きて行く事がいっぱいいっぱいだから全く気にしてなかった。
だから学校に行かない選択は全くなかった。

もし今学校に行かない行けない理由があるなら無理をして学校に行く必要はないと思う。君が自分を見失わない自分らしさを
取り戻せる場所があるならば学校でなくてはいけない理由なんて何処にもない。

親からの暴力や友達からのいじめもし
それが原因で悩んでいたら耐えなくていい
我慢しなくていいからその場から少し距離を置いてみよう。
もし君達がこの記事をよんでくれて勇気がでたならいつでも連絡をくれればいい。

生まれたばかりの赤ちゃんでも
1人の人として権利はあるのだから。
自分の人生を例え身内であってもいたずらに粗末にする事は出来ない。

君達はありのままでそのままで価値のある
事だと知っていて欲しい。







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