純日本人なのに、自分を白人だと思っている中学生

生徒からクラブ活動をこれから始めるにあたり、どんなクラブが自分にとってプラスになるか話をしていた。

クラブに限らず、今後外国人の友達が出来るかもしれないし楽しみだねと振ると、なんと友達になるなら白人オンリーと返答された。
悲しくなって理由を聞くが、自分が培って来たイメージだけで、白人はOK という思い込み。理由らしい理由なんて無かった。しかも中国人は絶対嫌と言うので、同じ黄色人種なのに何がそう思わせるのか?と、問うと
「え?」「何を言ってるの?」的な表情。

まさかとはおもったが、
「もしかして自分の事、白人って思ってる?」と聞き返した。

ハッキリ返答しなかったが、明らかに「違うの?」といった戸惑う表情。

自分が白人だから、白人の友達はOKなのか??

現代っ子だからか?と思ったが、人間は皆、自分独自の世界を持っている。この子の間違いが変だとかではなく、自分が作り上げた世界に間違った認識があってもおかしくはない。
人の認識間違い云々より、些細な事であっても自分自身も勝手な思い込みで視野を狭めている可能性が高いのでは無いか?と考えた。
もちろん、その生徒には我々日本人は東洋人であり白人では無い事と、人種で付き合う相手を決める事ほど馬鹿げた考えは無いと伝えた。
人間は自覚もなく、無意識に世界を歪ませている可能性があるという事を教えてくれたのだ。自覚のない軽蔑心や他人への配慮の無さなど、いくらでも出てくる。ただボーッと生きるのではなく、自分の考えや言動・行動に責任を持つ必要がある事を生徒を通してメッセージが送られてきたように感じた。

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