三十路島遊記 其の十六
バスは、ある建物の前で停車した。
そこは、バックパッカーズホテルという、
旅人が愛用する、
素泊まりで、相部屋の宿だ。
男女の区別はなく、
見知らぬ者同士が、
容赦なく同室で過ごすという、
アバンギャルドなスペックだ。
遊者も、最初は抵抗があったが、
相部屋ということもあり、価格はかなり良心的で、(1泊約2500円)
長旅には大変助かる宿である。
荷物を置いて、ひと段落すると、
あったかいプールがあるというので行ってみた。
ここロトルアは、温泉がたくさんある場所で、
プールも熱~いお湯が出ているのだ♨
そんな新感覚なプールをひとしきり楽しんだ後、
遊者はある場所へと出かけることにした(続く)
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