三十路島遊記 其の二一

4人は近くのを登り始めた。

果たしてキウィに出会うことが出来るだろうか?
期待に胸を膨らませて、
遊者は、登山道を登っていく。

1時間ほど登ると、頂上にたどり着いた。
頂上は、とても見晴らしが良く、
抜けるような、蒼穹と、
生命が躍動する大地を、
その身に、一身に感じることが出来た。

記念撮影をしたり、
互いの生い立ちを語り合ったり、
ひとしきり楽しんだ後、
お目当てのキウイもいなかったことだし、
帰ろうかと、出発しようとしていると、

突然!
茂みの中から、

ガサガサガサっ

と、何者かがこっちに迫ってくる音がした。
なんだなんだなんだ!?
アグレッシブな物音は、
あの大人しそうなキウイのそれとは、
明らかに違うであろうことは、
そこにいる全員が感じ取っていた。

そして、
茂みの中から、
音の主が勢いよく飛び出してきた。(続く)

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