あなたに伝えたい、私は大丈夫だから

大学に編入学した私は、必須単位取得のため、プレゼミに参加した。ゼミは三年からだが、二年にゼミの感覚をつかむため単位が必要なのだ。他には体育や英語や第二言語フランス語を一、二年生と一緒に取得していた。

プレゼミが一緒で、英語が同じクラスになったT君がいた。彼はバイク乗りで、よく駐輪場で会っていた。私は弟に年の近い彼を可愛がった。彼も私を慕ってくれた。編入学で同じゼミになった人に告白しふられた私はしばらく好きになることもないと思っていた。そんな6月。プレゼミで飲み会があった、、。たまたま近くにいたTくんと会話が盛り上がった。会が終わり、編入学の男性と女性と私とTくんで、二次会に行くことに。男性の自宅に行ってDEEPな会話で盛り上がった。そして、編入学の女性は早々に帰り、三人で盛り上がり、二人でお暇した。次は二人で飲みましょう…じゃあ、○日に駅前のバス停に六時にいて。車で迎えに行くよ。週一同じ曜日午後六時で、毎週飲みに行くように。約束していなくても、いる。四回飲みに行き、夏休みになる、とき。彼の家に行き、良い雰囲気に。いたすことに。
夏休みになると、彼は実家の福井へ。私はバイトやゼミの合宿に。1ヶ月そわそわして過ごした。やがて。彼から電話が来た。「いま、福井から帰ってきた」そうして、バイトが終わった午後十時から深夜三時まで!彼宅で過ごす日々が始まった。もちろん、いたすことも含めて。
若い、私も彼も。だから、郊外のラブホテルを巡りだした。伊勢方面には世話になった。いまだに23号を走ると…ああお世話になったホテルがまだある。
彼は大学二年生。しかし、早生まれだから19才だった。私は23だった。
夏から秋に。彼はバイトばかり、単位をろくに取らず。私は三年生のためゼミ活動で忙しかった。でも、暇なときは二人で過ごした。
秋から冬に。だんだん溝が出来だした。バイトばかりの彼は、私が忙しくしているのを理解出来なかったみたいだ。彼は高校の友人と電話で会話をし、大学で友人を作るつもりは無いようだった。なぜ俺はここにいるんだろう、なんて言っていた。自分の趣味を理解するやつがいない、サークルも、学友も。彼は繋がりを嫌った。学校では一匹狼、でも、人付き合いもそこそこに。だから、私と付き合うにしても、誰にも知られることもなく、始まった。私も学生になったからには学ばなきゃと貪欲だった。
彼とは試験のことで喧嘩して別れることになった。私に試験の出題範囲を聞いてくるわ、事前勉強も頼ってくるわで、私が重く感じていた。彼はそんな私を切った。
初彼と、電話で別れるとなって、春休みは泣いて過ごした。彼に電話をしてもダメ。そのまま、新学期が始まった。
学校で会う彼は、私をみても、スルー。いつしか、私も、人混みの中で、彼を探すこともなくなった。
学年が違う、ゼミも違う…接点はもはやない。そして、私は、卒業。
40過ぎて、フェイスブックで、彼を見つけた。メッセージを送った。返信はない。
私は大丈夫。あなたもきっと大丈夫だよね。

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