上にツバを吐いたばかりに失脚した男性二人

もうこのお二方ともだいぶ前の話になります。
時効かと。 (^^;
ふと思い出したので書きます。

【事例1】某大学医学部助教授
まだ「助教授」と言われていた時代のことです。
私はその助教授の人を知っていました。
教授にも会う機会がありました。
教授は助教授の言う通り、
「座持ちのする人」
「座持ち」の意味がわからない!という方に念のため (^^)
要は「おしゃべりが尽きない」ということです。
教授はそれはもういろいろな人に会う機会があります。
それらの人たちに話を合わせることがすごくうまいんです。
ある意味、コミュ力。これって大事。
そんな教授が君臨していることも納得できました。
「教授戦」というものがあります。
それは現教授が退く時の後釜ということです。
この助教授の方も当然、教授のイスを狙っていたのですが、残念ながら叶いませんでした。
その時の恨みつらみ、不機嫌さはハンパなかったです。
それはそうですよね。
夢の教授という立場を逃してしまったワケですから。
その助教授の方は病院も辞めてしまいました。
あっけない幕切れでした。
助教授の性格は、私は教授に向いていなかったと思います。
ちょっと偏りがあって、とっつきにくくて。
そんなことも原因だったのかなと思っています。
もちろん根回しだったり、いろいろな大人の事情が絡んでいるワケですが。。。
一方で別の人で見事に教授になった先生も知っています。
もうその人は傍若無人。わがまま放題。
「ライオン」と呼んでいました。(^^;
とても気前は良いのですが、自分の権利主張はすごく激しくて。
周囲の人を手こずらせていました。

【事例2】本部長の座を逃してしまった特命次長、銀行員
これもなかなか話を聞いていて凄まじかったです。
サラリーマンとはこういうものか!と思いました。
痛快なのはドラマ、フィクションの世界だけで、現実はきれいごとではありません。
「100倍返し」とかやってみたいですけどー。
「天に吐いた唾が自身に落ちてくる」
という言葉がありますが、まさしくその通り。
部下がどんな正論であったとしてもそう簡単には受け入れられず、むしろしっぺ返しを食らうことになります。
この人は優秀なやり手の次長で人望も厚い人でした。
異動に伴い、部長とそりが合わなくなりました。
部下も部長に対して、異を唱えるようになり、その次長は部下ほとんどを味方にしていたつもりでした。
次長が一心に背負い、部長と闘います。
ところがその時、部下たちは手のひらを返したように部長のほうについたのでした。
次長に待っていたのは「左遷」。
いい線までいっていた出世が台無しになりました。
それからというもの彼の役職は特命次長。
「特命」とつくと部下はいません。
次長単独で仕事をこなしていく役割です。
その後、どうなったかはわかりませんが、特命からライン(部下もち)に返り咲くことは至難の業です。
彼の味方になっている役員さんがいて「いつか戻す」と言われていたようですが。なかなか難しかったのではないかと思います。
今は出向になっているかもしれません。

私は企業の中しか見ていませんが、出世はまさに競争です。
部長になれる人は、ほんの、ほんのひと握りでした。
今は上の役職が詰まっていて、課長になることも大変になりました。
課長が部下より年下であることもけっして少なくありません。
このような上になれるかなれないかで社員に過大なストレスがかかっています。
奥様方のことはよくわかりませんが、社宅があるとご主人の役職でマウントされるとのこと。
なんかイヤですよね。好きではありません。
といってもこれが現実です。

自分もこういうことがイヤになって会社を離れたということもあるかもしれません。
会社に残っていれば給与や待遇は安泰でしたが、心をすり減らされていました。
ストレスでうつ病だけでなく身体を壊してしまう人もいます。
そういう意味では、働くことは「健康」を犠牲にしている一面もあるかもしれません。給与や地位と引き換えに。

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