現役インストラクターの本音#4 生徒との恋愛、インストラクター同士の会話、トラブル、プライベート、変わってる人々…

脳みそ筋肉タケちゃん

タケちゃんは,20歳くらいのトレーナで、チョコボール〇井に似ていた。体はもちろんだが脳みそも筋肉で出来ているんじゃないかってくらい、思考回路をバンプアップさせていた。
酔った勢いで右翼の娘に告白し、やっぱり無かった事にしてくれと、翌日断るために自宅に出向いた。
しかも1人で…
おまけに、本当に街宣車があったと、記念写真を撮ってきてみんなをドン引きさせていた。よく無事に帰ってこれたな…
タケちゃんの口癖は「もーねー」で、ちゃんと聞いてほしいポイントの前に入る接続詞といったとこか、厄介なことに会話の中に何度も出てくる。
例えばこんな感じに

昨日、友達の新しい彼女に会ったんすよー もーねー マジでかわいくて、ホントにかわいくて  もーねー 腹立つくらいかわいくて、腹立ってきたから

帰りに もーねー 友達のボンネットにババ(うんち)して帰ってきましたわ~


マジか…
わたしなら友達やめる… もちろん洗車させてから…

こんな怖いもの無しのタケちゃんだが、聞いてみると1つだけ怖い物があるという

もーねー ギャルの笑い声!しかも後ろから聞こえるギャルの笑い声! あれ、めっさ怖いっすわー 後ろから笑い声が聞こえた瞬間 もーねー 「オレか? オレ変か⁉ 今日のオレ、何かおかしいか⁉」って、頭の中でめっさ自分確認しますもん… そん時の頭の回転は半端ないっすよ…


怖い物知らずのタケちゃんを怯えさせる、かわいいはずのギャルの笑い声…
この世のリーサルウェポンなのではないか?

そんなタケちゃんのweak dayは突然に訪れた。
友達に借りた車で事故を起こし、弁償するために“マグロ漁船”に乗ると言って去っていった… 
ウソのような話だが、タケちゃんのことだから、きっとホントだろう…と誰も疑うことはなかった。なんなら、ボンネットのバチでは?とさえ思った。
それから、タケちゃんとは会っていないのだが、きっとギャルのいない大海原でのびのびと、即戦力としてマグロと格闘したに違いない。

 ちなみに… タケちゃん… あなたの「もーねー」は私に伝染し、この癖が抜けるのに半年かかりましたよ…



著者の五十嵐 桃花さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。