人生を変えたいと思い、24歳社会人がヒッチハイクに挑戦した話②

前話: 人生を変えたいと思い、24歳社会人がヒッチハイクに挑戦した話①

【前回のあらすじ】

 前回は、東京から名古屋までヒッチハイクと電車を使って1日で到着しました。そして名古屋で1泊し、次の日の3月22日、23日は家族で岐阜の下呂温泉に行くことになります。今回の話は、3月23日に再度名古屋で一泊後3月24日に1日で名古屋から東京へ帰る話になります。
※今回は、乗せていただいた方の写真は撮れていません。

【名古屋駅から出発!!】

 愛知県の中でも比較的人が集まりやすいところで始めようということで、名古屋駅近くの高速インターチェンジに入る車が通る道でヒッチハイクをすることにしました。朝8時半その場所でスケッチブックを掲げてスタートしました。ただそこにはすでに男性2人組の先客がいました。男性2人組は、「長野方面」と書かれた段ボールを掲げていました。さらに一人の方はYoutuberをやっているそうで撮影しながら、ヒッチハイクしていました。
 男性2人組だと常に楽しそうにヒッチハイクしていて、EXEILのチューチュートレインの振り付けをしながらやっているときもありました。2人でのヒッチハイクもいいなぁと思い、今度するときは友達をだれか誘おうと決めました。そうこうしているうちにスタートしてから1時間以上が経ったのですが、誰も止まってくれそうにありません。そこで場所を変えて、ネットのブログでも評判の高かった刈谷ハイウェイオアシスへ向かうことにしました(悔)

【いざ刈谷ハイウェイオアシスへ、、、】

 刈谷ハイウェイオアシスは、刈谷PAも併設されていて、人が集まるためヒッチハイクにうってつけだと思いました。ここなら乗せてくださる人がきっといらっしゃると思ったのです。刈谷ハイウェイオアシスへは、まず名古屋駅から電車で富士松駅まで行ってその後、4キロほど歩きます(笑)まず行くのに名古屋駅から1時間半ほどかかりました。
ここで時刻は11時。早く愛知県を抜けたい、、、

【刈谷ハイウェイオアシスからヒッチハイク再開】

無事刈谷ハイウェイオアシスへ到着し、ここからヒッチハイクを再開します。ちなみに刈谷PAは徒歩で入ることができるので、ヒッチハイカーにとってはかなり助かります。スケッチブックを掲げて、30分ほどしたところで1人の男性の方に声をかけていただきました。場所が悪いと思い、刈谷PAの中でも立つ場所を変えようと歩いていた時のことでした。移動中に声を掛けられることが経験上多い気がします。

【1台目 福島県へ向かう50代の男性】

 名古屋から東京へ向かう記念すべき1台目は、福島県の実家へ向かう男性でした。この男性とは、年齢が倍ぐらい離れていることもあり、息子のような感じで接していただきました。仕事の話や家族の話などを話して、静岡県足柄SAまで乗せていただきました。人生の先輩の話を多く聞くことがこれから先の自分の成長につながることを実感しました。乗せていただいている途中には、高速道路からの富士山も見えて、大満足でした。

【足柄SA】

 足柄SAに到着しました。足柄SAは、日本の中でも海老名SAに次ぐくらい収容台数の多いSAです。ヒッチハイクで下してもらうときにもおすすめです。スケッチブックを掲げていると、「これ以上は人数的に乗せられないけど頑張ってなぁ~」と声を掛けてくださる人などもいて、ほんとに救われます。ここではお店の入り口前でスケッチブックを掲げて15分後に50代のご夫婦とワンちゃんに声を掛けていただき、海老名SAまで乗せていただけることに。

【2台目 足柄SA→海老名SA】

 50代のご夫婦は神奈川県在住で家に帰る途中だったそうです。この方たちとは、東日本大震災の時の話や、息子さん、娘さんの話をしました。息子さんは大学生で、親としては1度ヒッチハイクをしてほしいとのことですが、息子さんにその勇気がないらしくその望みは実現していないそうです(笑)逆に娘さんは、1度ヒッチハイクをしてみたいとずっと言っているんですが、親としては、護身術を身に着けるまではやらせないそうです(笑)女性一人のヒッチハイクは確かに危ない要素が増えるような気がします。そんな話をしているうちに海老名SAへ着きました。

【海老名SA】

 ここは自分がヒッチハイクをしてきた中で一番大きいSAで一番ヒッチハイクがしやすかった印象があります。ここだと人も多いし、東京方面に向かう車も多いし、逆に乗りたい車を選べるような印象さえあります。ここでは、海老名SA上りの名物であるエビフライ1尾丸ごと入ったカレーパンを食べました。SAでこういうような変わった食べ物を食べることができるのもヒッチハイクの魅力だと思います。
 腹ごしらえを済ませてヒッチハイク再開すると20分ほどで28歳の社会人の方が声を掛けてくださいました。東京都新宿まで向かうとのことでした。

【3台目 海老名SA→新宿】

 28歳の方は友達と一緒にロードバイクのレースに来ていて、その帰りに海老名SAへ寄ったらヒッチハイカーがいたので乗せようかなと思い乗せてくださったそうです。無慈悲の愛に感謝です!車内では、ロードバイクの楽しさや普段やっている仕事のSEについて話してくださいました。年が近い分音楽やバラエティ番組の話、昔流行ったもの話でも盛り上がりました。結局新宿まで乗せていただきました。

【無事一日で名古屋→東京まで到着】

 新宿から自宅までは電車で帰りました。2回目のヒッチハイクも終わってみるとあっという間でしたが、心の底から湧き上がってくるような達成感がありました。自分にできないと思うことをやってみることで、自分のなかでの限界領域が広がりました。自分の限界なんて自分で勝手に決めるべきではない。ほんとにそう思います。長くなりましたが、お読みいただきありがとうございます。

【次回は、GWにヒッチハイクに挑戦した話】を掲載する予定です。GW中に宮城、京都、広島をめぐってきたのでその体験談について書きます。もしよろしければそちらもご覧いただければ嬉しいです。

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