世界最高のリベンジNo6,パパのパスワードは1248だよ!ある日娘が言った。
アイホンまで後少しと思った瞬間。
ラゴンの寝息が止まった。
「しまった! 起きる💦💦」と
身構えたけれど、少し動いただけで何とかそのまま寝た。
「ふぅー。何とかセーフ・・・。」
慎重にベッドに膝を載せて、ラゴンの体の反対側に手を伸ばした。
ドキドキ・・・ 心臓が止まりそう・・・
そして、やっとアイホンを持って慎重に充電器を外した。
この不安定な体制で、アイホンを握りしめ、
ベットの揺れが最小限に抑えられるように
そ~~とそっとその場を離れ、
何故か後ずさりしながらラゴンの部屋を出た。
よーーーし! 遂にやったぞ。
後は、娘に教えてもらったパスワードを打ち込み、中を見るだけ!
お風呂もトイレも食事中も、常に持ち歩くラゴンの携帯は、
ロック画面でさえも初めて見る画面だった。
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