新卒7か月で会社辞めても、複数の会社オーナーになれた話⑥【大富豪編】

前話: 新卒7か月で会社辞めても、複数の会社オーナーになれた話⑤【人生の師匠編】
次話: 新卒7か月で会社辞めても、複数の会社オーナーになれた話⑦【考え方が変わる編】
野田さんとの出会いから僕は、


”必ずどんな人からも学べる”


という言葉を胸に、いろんな人に会っていった。

人との出会いを大切にすることで、
どんどん自分の視野が広がっていくのが楽しかった。



自分が持っていない視点や考え方を教えてもらったり、
自分が知らない趣味の世界を案内してもらったり、

時には叱られたり、バカにされたりすることもあったが、、、
それすらも学びに変えていけるんだ!と思うことで、
全てを吸収しようと頑張っていた。




仕事の方も、徐々に紹介を頂けるようになり、
以前のように飛び込みでタウンページから電話をすることも少なくなってきた。


そして独立してから約半年。
何とか以前勤めていた職場の月給を超えることができた。


仕事内容も、何とか人の役に立てることをやり続けてきて、
ホームページを作ったり、マーケティングのお手伝いをすることが
何となく主軸になりつつあった。




そんなある日、
仕事を頂いている方の紹介で、投資家の方を紹介していただいた。


その方は世界中を飛び回りながら、
事業や不動産に投資をしている方だった。



僕は投資については全く知識がなかったが、
どんなことをしているんだろう、という興味はあったので、
是非会いたい旨を伝え、ランチができることになった。



当日、
東京の渋谷駅で待ち合わせをしたので待っていると
50代くらいのスラッとした男性が声をかけてくれた。

「こんにちは!宇田川君?初めまして、谷山です。」


「あ、こんにちは!宇田川です。初めまして。」


「行きましょうか」


「はい。」


2人で近くのレストランに入った。

僕は谷山さんの今までの人生や今やっている仕事について
色々と質問した。



谷山さんは丁寧に質問に答えてくれた。


『こんなに自由に仕事をしている人がいるんだぁ』

と僕はうらやましくなった。



「どうしたら谷山さんのようになれるんでしょうか?」
と僕は聞いてみた。




谷山さんは
「そうだねぇ。実は来月インドネシアに行くんだけど、
そのインドネシアに僕がお世話になっている人がいるんだ。
もしよかったら宇田川君も来る?」


「え、いいんですか?行きます!」


「OK。じゃあ航空券取っておくよ。」


「有難うございます。」



インドネシアは行ったことがなかったが、
谷山さんのお世話になっている人に会ってみたいという思いが強かったので、
即答して行くことにした。




急にインドネシアに行くことになった僕。


野田さんからの教えで、

”頭で考えることも大切だけど、
心がどう反応するか?
直感がYESと言っているかNOと言っているか
を感じるんだ”



ということも教えてもらっていた。



インドネシアは直感がYESを出していた。(・・・気がする)






約1か月後、
成田空港で谷山さんと待ち合わせをして飛行機へ。



アジアは旅行で何か国か行ったことがあったが
インドネシアは初めてだった。


しかも今回はバリ島だ。



その方はバリ島に住んでいる日本人らしい。
ということしか知らなかった。


谷山さんからそんなに前情報を聞いてなかった僕は、
飛行機の中で色々と聞いてみた。




谷山さんいわく、
インドネシアに住んでいる方は
相当の大富豪らしい。


インドネシアでいくつもの会社と不動産を持ち、
自宅も数十戸あるとか。



僕はなんか気が遠くなった。



『会社をいくつも?不動産?自宅が数十戸???」



もはや混乱状態だ。笑



どうやったらそうなれるのか?
その過程はどうなっているのか?


全てがわからないことだらけだった。





インドネシアのバリ島の空港に到着し、
空港を出ると、プラカードを持った男性が到着口に立っていた。


その男性は谷山さんを見つけると、
笑顔でお辞儀をして迎えた。


僕も挨拶をした。



「この人は丸尾さんのところで働いている運転手だよ」

と谷口さんが教えてくれた。



『あ、バリ島の大富豪って丸尾さんっていうんだ!』


と僕は初めて本名を聞いたが、
その反応をしている暇はなかったので、

「そうなんですね、わざわざ迎えに来てくださったんですね。」

と答えた。



「そうだね、ここから2,3時間かかるからね」


「あ、そうなんですね」



意外と時間がかかることが判明。




でも車に乗りながら知らない街並みを見ていけるから僕は楽しみだった。




早速車に乗り込んで出発。

運転席にその男性。
助手席に谷山さん、
そして僕が後部座席という構図だ。



「最近バリ島は発展してる?」
と谷山さん。


「そうですね、あと1,2年で高速道路も開通するそうで、
良くも悪くも都市化が進んでますね。」



『・・・・日本語めちゃくちゃ上手い・・・!』

顔は100%ローカルなのに流ちょうな日本語をしゃべっている。



谷山さんとその男性の会話がひとしきり終わったところで
僕は聞いてみた。


「あの、日本語上手ですね!どこで勉強したんですか?」



男性は笑顔で答えた。
「あー、丸尾さんの家で勉強してます。
丸尾さんの家には日本人がたくさんいるので
その人たちに教えてもらったりしています。」


『丸尾さんの家に日本人がたくさんいる???』


たくさんいるとはどういうことだろう?


すると谷山さんが察してくれたのか補足をしてくれた。


「丸尾さんの自宅にはインドネシア人と
日本人のお手伝いさんが20人ほどいるんだよ」


「えーそうなんですか?!」



そういう世界があったのか、と僕は思った。



丸尾さんに会うのが楽しみなような怖いような、
複雑な気持ちで車の中で揺られていた。




そしてついに丸尾さんの家に到着。


すると複数の方がお出迎えをしてくれた。




「こんにちは!ようこそ~!」


ここでも日本語でお出迎えをしてくれた。




玄関に入ると、本当だ、、家の中に20人くらい人がいる・・・・!



応接間に通してもらい、
飲み物を出してもらう。



僕はちょっと緊張しながら壁にかかった絵などを眺めていた。


谷山さんが
「丸尾さんには色々とお世話になっていてね。
僕もバリ島に不動産を持っているんだけど、
基本的には丸尾さんの会社に管理してもらっているんだ。

あと、あさって行く同じくインドネシアのジャワ島にある、
僕が代表をしている会社の設立なども協力してくれている、
師匠でもありビジネスパートーなーでもあるんだ。」


そう言い終わるか終わらないうちに、丸尾さんが部屋に入ってきた。



「おー!おー!久しぶりやな」


丸尾さんは谷山さんと力強い握手を交わした。

そして、
「おー初めまして!丸尾です!」
と手を出してくれた。


あわてて僕も


「あ、はじめまして」


と言って、手を出し握手をした。



丸尾さんのオーラに圧倒された。
力強い目にどっしりしたたたずまい。


やはり大成功している人はオーラが違うな・・・・

と素直に思った。




丸尾さんと谷山さんがビジネスの話をしている間、
僕は食らいつくように聞いていた。



丸尾さんは数え切れないほど会社を持っているらしい。
そしてそのほとんどを今は誰かに任せて、
自分は相談役のような形でいるとか。


そして不動産も、これも数え切れないほど持っており、
バリ島では知らない人がいないくらい有名だとか。



30分ほど谷山さんとビジネスの話が続いた後、
丸尾さんが僕に話しかけてくれた。


「自分は何をしているの?」


「あ、僕は日本で自分で事業をしています!」


「おー若いのにえらいなぁ。どんな事業?」



『やった!僕のターンだ!』

と心の中で叫んだ。



丸尾さんに聞きたいことをメモしてきたメモ帳を取り出しながら、
僕は身を乗り出しながら答えた。


「自分は今はHPを作る事業をやっています。」



「そうか、今は順調かい?」



「えっと、、それが、、、、」









バリ島の大富豪、丸尾さんに「事業は順調か?」と聞かれて、
僕は悩みを相談してみようと思った。



「はい、今は何とかご縁があった方の要望に応えようと、
何でも屋のようなことをしています。
ただ、最近ITの仕事を依頼してくださる会社が多くなってきたので、
ITに絞るのもいいかなと考えてはいるんです。


でも、一つ悩みがありまして、
事業ってもっとなんかこう、
ビジネスモデルがあって、
”僕はこんな事業をするんだ!”
と意気込んでやるものかなと思うんです。

しかし、今の自分は単なる何でも屋のような感じで、
頼まれたことをやっているだけのような気がして、
このままでいいのかな?と不安なんです」




丸尾さんは真剣にうなずきながら聞いてくれ、
僕は話し終わると笑顔で、





「自分、エエやん」






僕は何がエエのかわからず、ポカンとしていると丸尾さんが、


「ええか?仕事っちゅうのはな、
人の役に立つことだけや。
それ以上でもそれ以下でもないんや。

自分がやりたいことは二の次。
まずは頼まれたことを200%こなす。


そこから役に立つ提案をどんどんしていく。
それだけや。

オレはそうやって会社をどんどん作っていった。

自分のやりたいことなんて
やろうと思ったらいつでもできるやろ?
仕事は人の役に立つこと。社会の役に立つこと。それだけや。」





仰る通りだと思った。

誰も求めていない事業をしても、
誰も価値を感じてくれないだろう。


だったらまずは困っていること、やってほしいことをやるのが、
ビジネスの基本だということを改めてかみしめた。



「あとは、自然体でいることや」


「自然体・・・ですか?」


「そうや、自然体や。
無理して自分に合わないことしても
長く続かないし信頼されない。


何で信頼されないかわかるか?
一貫性がないからや。


人は、一貫性がないとなんか違和感を感じるんや。

自分にとっても相手にとっても、
無理をしていたり、自分らしくないことをしていると、
マイナスに働くことが多い。

だから、自然体で肩の力を抜いて、
直感を信じて動くんや。」



”直感”という言葉を聞いて、
僕は以前読んだ瞑想の本を思い出していた。



瞑想の本にも

”自然体”

”直感”

という言葉が頻繁に出てきていた。




やはりこの言葉に僕はよく出会う。

ということは、
僕が生きていくうえで大切にしていくキーワードなのではないか?



自分にとって心地良い、なんかいいなぁと思うキーワードを集めていくと、
それが自分らしさとつながっているかもしれないと思った。



その後色々と、今後の人生に役に立つことを
たくさん教えてもらったが、
これはメルマガでは書ききれないので、
どこかのタイミングでまた共有させて頂きたいと思います。




ひとしきり話をした後、
丸尾さんと将棋をやったり、
住み込みで働いている人たちと話をしたり、
楽しい時間を過ごした。

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新卒7か月で会社辞めても、複数の会社オーナーになれた話⑦【考え方が変わる編】

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