【My Story】第一話 幼少期〜小学生「戸惑いと世界への信頼」

今日は、幼少期〜小学生まで僕がどんな子供だったのかを書こうと思う。


自分自身の振り返りのためと、同じような境遇を経験した人の役に立てればと思います。



 目次はこちら



生まれた環境


僕が生まれた実家は、神奈川県横浜市。
一般的な環境と言えるのかわからないが、父は公務員、母は専業主婦。
兄弟は、2歳下の弟が一人。

母方の祖父・祖母にはとても可愛がってもらい、大好きだった。

裕福というわけではないが、経済的に困ることはなかった。
後にわかったことだが、僕の父は両親が離婚、実の父とは大学生の時に死別している。


そんな経験から、なんとしてでも、家族を守ろう。と決意していたのだ。
言葉数は少ないが、立派な父親だと思う。


そんな環境で育った僕は、裕福である、というところまでではないが、好きなもの、本当にやりたいことは応援してもらうことができた。

大人になってから分かったことだが、子供から大人に育つ過程で、経済的な問題や課題を経験している人が多いということに後から気がついた。


幼少期の生育環境や、経済観念、社会への安心感等は、人格形成はもとより、
その後の人生に大きな影響を及ぼすことになる。ということは、今になって実感していること。


性格

温厚な性格であり、優しい。と評判であった。

自分でも、この頃の自分の性格は非常に穏やかであり、純粋であったと思う。

世界に対する絶対の信頼があったように思う。

動物や、植物など自然が好きで、木登りやダンボールを使った基地づくりなど、
手作り感のある遊びが好きだった。


ストーリー


幼少期〜小学生の間で印象的だった事と言えば、楽しかったことと、当時はつらかったことの両面に分かれる。

楽しかったことは、祖父や祖母との関わりや、心を許せる身近な幼馴染との関わり、家族旅行などだと思う。
さすがに、幼少期の思い出をはっきりと思い出すことはむずかしいが、
少なからず楽しいことはあったと思う。


一方でつらかったことは、疎外の対象になりやすかったことだ。


当時、僕は優しい反面、嫌なことをいやとはっきり言えない性格であり、また趣味も変わっていた。
サッカーや、野球など一般的に男の子が好きとされるものもやってみるものの、上手にできず、集団行動も苦手であった。

家で料理を手伝ったり、編み物をしたり、好きな教科は家庭科だったりする少年であり、
何かと人との違いが際立っていたのだと思う。


今でこそ、優しい男性や、家庭的な人が受け入れられる社会になってきた、と感じられるようになったが、
当時はまだまだ、そのような雰囲気ではなかった。


また、この頃から音楽に興味を持ち、ギター教室に通ったりもしていた。
ギターに興味を持ったのは、母親の影響で、母は長渕剛さんやビートルズのファンだった。


子供ながらに、30万円ほどする、クラッシックギターを所有するかなり変わった子供だった。


そんな他と違う自分というアイデンティティに悩んだ時期が幼少期〜小学生の時だった。


今となっては、はっきりといじめられていたのか、そのように感じていただけなのか、
もう定かではないが、とにかく学校に行きたくなかったことだけは確かだった。


特に小学生3〜4年生ぐらいの頃は、学校に行きたくなくて仕方がなく、
月曜日になると、決まって「お腹が痛くなる」少年であった。

無論、学校に行きたくない口実だった。


なんとか、学校に行っても、嫌になって帰ってくることも多く、
一人寂しさを抱えていた。


そんな少年時代だったが、ある時事件が起こる。


はじめての抵抗と反逆

日常的に物を隠されたり、疎外感を感じていた僕だったが、内側には怒りが溜まっていました。

それまで我慢に我慢を重ね、人知れず涙を流していたのですが、
ある時、糸が切れたように頭の中で回路が切り替わり、抵抗を始めるようになります。

嫌なものは嫌、悪意に対しては、徹底的に対抗するようになっていきます。


その結果、温厚な少年の性格は荒れていき、世界への不信が募っていくようになりました。


そんなある日、ついに校庭での乱闘騒ぎに発展します。


子供の喧嘩など普通のこと、と大人は思うかもしれませんが、
当事者にとっては深刻な問題であり、人知れず心に闇を抱えていることもあります。


幼少期〜小学校卒業までの12年間で、男性と社会に対する不信が生まれ、その解消に29歳まで月日を費やすことになります。


つづく。


Witten by Naoya Ichida


著者の市田 直也さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。