生を賭けた長い戦い

 姉が妊娠したことにより結婚の話が浮き上がってきたのだが、結婚相手は自衛隊員であり定時制高校の学生でもあったのであるが、妊娠した姉のお腹の中の子供との血の繋がりのない便宜上の結婚相手の用途して現れた何所の馬の骨ともわからない男だったのである。

 姉は、中学校を卒業した後に富山で働くということで、家を出て自立する手筈だったのだが、ホームシックになり数日間で帰宅することになってしまい母親は、想定外の出費を強いられなることになるのだが、有耶無耶になりながらも働きながら高校を卒業する事を夢見て喫茶店でアルバイトをしながら翌年に新潟県立高田南城高等学校に入学したのだが、家庭の事情で働かなければならない勤労苦学生が、通学する評判の良い学校からかけ離れて落ちこぼれや不良と呼ばれる輩が通うろくでもない学校に成り下がってしまっている高等学校である。
  姉が、結婚の相手として連れてきた相手は、過去に自動車事故を起こして免許取り消しとなり少年院に収監された後に自衛隊員として働き始めたらしく休みの前日には、繁華街にタクシーで出掛けて暇があればパチンコ店に入り浸っているという遊びたい盛りの19歳の未成年者で、金遣いも荒く金が無くなると消費者金融をあてにするという、国を護るべき自衛隊員として不適格であり借金が元で自衛隊を追われる事になりヤクザ崩れの人間が経営者のスナックの雇われ店長として働き始めた後に店の客と金に手を付けて自暴自棄になり市営アパートに引き籠もり難を逃れようとしていたのだが、当然だが誰からも救いの手を伸ばされる事が無いことを悟り近所にあったセブンイレブンのアルバイトに応募して働き始めて廃棄弁当を貰い受けて命を長らえながら、セブンイレブンの店長を言葉巧みに金蔓と運転手として利用し始めるようになり頭の何処かで金持ちや極道になりたいと考えている様子が窺えて何度殺した方が、世のため人の為になるとかんがえさせられたことだろうか。
 他人の子供を妊娠していると知りながら結婚の申し出をしてきている時点で、信用しがたく目的が、困っている女子高生を救いたいという一心であったとしても、不自然な結婚で不幸な結果を招く事が予見できていた。
 姉の産んだ子供は、女の子で近くの髙田商業高等学校の受験に失敗して、私立の二次試験で進学クラスに入学して大学でなく専門学校から東京都庁に入庁して働き始めたのだが、公務員としての安定した生活を投げ捨てて地元のスーパーで、パートタイマーとして働くようになり幸せな人生を送れているのか気になっているのだが、ろくでなしの元陸上自衛官の介入によって精神病者にされてしまっている我が身では、悲しい運命を背負わされている姪に対して救いの手を差し伸べる事が叶わない状況に置かれてしまっている。

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