性格形成の過程

4人目の孫が、丁度

離乳食を始めるかどうかの時期。


まだ母乳で十分だと

本人は思っている様子。

絶対に口を開けようとしないからだ。


パパがスプーンで

口元へ持っていく姿を

動画で何度も見返していて

気づいた事がある。


口を開けたら

スプーンの食べ物を

食べさせられるから

への字にした口が

「食べたく無い」を

物語っていた。


手でスプーンを

退けようとするので、

パパが手を抑えて

「はいっ!」と口へ持っていく。


嫌だという表情が

観て取れる訳だが、

手で阻止するのを

妨害されているので、

足を伸ばしたり、

身をよじらせて

抵抗する。


それでもパパが

口にチョコっと

食べ物を当ててみると

パパの顔をジッと観て、

ここで出した行動に

驚いたのだが、

首を左右に振ったのだ。


イヤイヤと左右に

首を振る様を観て

パパと撮影者のママが

互いに笑って動画が終了。




土屋は、

何も教えていない

赤ちゃんが「嫌」

心で感じたものを

拒絶するとき、

座らされて手も動かせないと、

首を振って

表現するところに

非常に興味を持った。


もし、

首を振った時、

親が感情任せに

怒鳴ったり、

脅したりして

「無理やり」

食べさせようとすると

どうだろう?


「嫌」だけど、

「怖い」から

「無理」して

飲み込むだろう。


こんなやりとりが

日々続いて

何年もかけて

子供から大人へと

成長する過程で

性格が形成されていくのだなと。


人間が長年かけて

培う性格は、

その人間が身を置いている

環境によって

随分左右されると

気付いた。


親が

「周りの子は

離乳食が進んでいるのに

自分の子も同じように

ならないとダメだ。」

などと、自分の価値観を

子供に押し付ければ

当然反発が生じる。


しかし、

食べさせてもらい、

生かせてもらっている

親という立場の人を

怒らせて、

自分が生きていく糧を

失う恐怖は、

を意味しているので、

絶対に逆らうことはできない。


子供は一人では

生きていくことはできない。


その弱みを

無意識に利用して

自己満足のために

人と接触する人間は、

子育てに限らず

大人同士の関係も同じように

近い将来、いや、

自分の死の間際かもしれないが、

必ず破綻するのだ。


それがいけない事と言うより、

何度も失敗を繰り返し、

挫折し、

人は成長するのだなと思う。


それにしても

嫌だと思ったら

首を左右に振るって、

自然に体がそうするのかと

関心してしまった。


逆に嬉しい時は

身を乗り出すものでもある。


「おいで!」と声をかけると

笑顔で身を寄せてくるのも

誰が教えたわけでもないのに

自然と体が反応するものなんだ。


否定意識の強い子供は

これを素直に行動できないのも

ある意味心の状態を知る術でもある。


大人も同じく、

口のききかたで

大概何を思考しているのか

簡単に見抜ける。


自分の事って、

他人はよく

観察しているからなぁ (・Д・)


Blue island

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