私は誰。

私はここにいる。
ここで
生きてる。

幼少期の記憶は
捨てた。
捨てた。
捨てたい。

全身の服を破かれ
なにも
身にまとうことなく
玄関先のドアの前で
ただ
ただ
ひたすら
寒さに耐え
玄関のドアが
空くのを
待っていた。
ずぶ濡れになりながら。

二層式の洗濯機の
水流が
渦を巻く。
その渦を
暗闇の中で
ただ
無心の心で
見ていた。
あなたは
私に
「早く何処かに行け」
と。

その
言葉を
私は
忘れない。

今でも。

ずっと。


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