カクテル・パーティーのマナー(前川原悠子)

カクテル・パーティーとは、カクテルなどの飲み物と軽食が主な立食形式のパーティーのことで、仕事のお付き合いや友人に招かれて参加されたことのある方も多いと思います。マナーや作法を簡単にご紹介したいと思います。
■招待状の持参
カクテル・パーティーに招かれた場合は、招待状を持って出席するのが作法です。
会場に着いたら、受付に招待状をさし出し、記名帳の用意があれば、それに記名して会場へはいります。
新築披露とか、創立何十周年記念などのパーティーでは、帰るときに記念品を渡すため、受付で引替え券などを渡すことがありますから、それを受取って、帰るときには、遠慮などせずに、品物をもらって帰るようにします。
■主客の挨拶
会場にはいると、室内の入り口付近には、主催者またはその代理が立って客を迎えていますから、「本日はまことにおめでとうございます」とか、「本日はお招きにあずかりましてありがとうございます」などと挨拶して奥へ通ります。
奥へはいった客は、ウェーターのはこんで来る飲み物や料理を好みに応じてとりながら、ほかの客と歓談したり、主催者側の身内の者(会社などの場合は社員)などと歓談したりします。
また、主催者も、客の大部分が顔を見せたと思ったら、入り口で新しい客を迎える役は、代理にまかせて、自分は室内の客のあいだを回り、できるだけ多くの客と言葉を交わすように努めます。
■飲み物と料理
正式のカクテル・パーティーではウェーターが客のあいだを回って好みのカクテルをきき、室内の一隅にしつらえたバーに行って、バーテンダーにそれを告げ、それに応じてバーテンダーがその場でつくったカクテルを、ウェーターがはこんでゆくものとされていますが、一般には、マンハッタン、マティネー、ハイボールなど数種類のカクテルを用意し、それをグラスについだものをウェーターが銀盆などにのせて客のあいだを回る方法がとられています。
客はそのうちの好みのものを自分でとるわけですが、このとき、ウェーターは三角に織りたたんだ紙ナプキンを手渡します。
これは、料理をつまんだ指さきが汚れたときに拭うためのものですから、三角に織りたたんだまま、上のとがった方を右手の中指と薬指とではさみ、その手でグラスを持って飲みます。
飲み終わって、からになったグラスは、次に回ってきたウェーターに返してもよく、近くのカクテル・テーブルの上においてもかまいません。
そのあと、まだ飲みたいときは、次に回ってきたウェーターから好みのグラスをとってよいわけです。
また、料理は、カナッペ、コール・ミート、サンドウィッチなど、指でつまめるくらいの小型のものを、銀皿に美しく並べて、ウェーターがはこんできますから、客は好みのものを左手でつまんで食べるわけです。

前川原悠子デザイン事務所 前川原悠子

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