どっちが可哀想なん?

昨日、梅田で見た光景。

 

大きい病院から

母子が出てきたのだが、

信号を渡りたいのに、

パジャマ姿の女の子が

グズグズしていて渡れない。

 

イライラMAXの母親は

女の子を叱責し、

「どうして急いでくれないのっ!」と

怒りをあらわにブチギレムキー

 

女の子はまだ幼い5歳くらい。

顔を歪めて、言い返したいが

幼い為、何も言い返せない。

言葉を押し殺して

ジッと耐えている滝汗

 

その後、パジャマ姿の女の子を

置き去りにしてサッサと

歩いて行ってしまう母。

 

母は、相当怒り狂っているので

振り向きもせず

ガンガン歩いて去っていくゲッソリ

 

女の子は必死に走って追いかけて、

でも側に行くと又怒られるので

少し距離を置いてついていく。

 

母に置き去りにされたら

生きていけないしな。

当然、泣こうがわめこうが

必死でついていくしかないだろう。

 

多分この子は、毎日こうして

母の感情の起伏に左右されながら

生きているのだろう真顔

 

梅田の交差点は人通りが多いので

見失ってはならぬと母の後ろ姿を

追っかけていたので、

思わず手を取って一緒に走ろうと

声をかけたのだが、

見知らぬ人間の手は怖かったみたい。

 

差し伸べた手を振り切って、

目線は母しか見ていなかったチーン

 

ここで思ったのは、

この女の子が生きている世界では

「母と自分」という

誰にも理解できない世界で

生きているということだ。

 

一人では生きていけない自分の力の無さは、

幼いながらにしっかりと自覚している。

 

だから逆らえない。

 

自分が怒らせたという罪悪感も

幼いながらにこれ又自覚している。

 

この「歪んだ」状況は

この日は、すっかり忘れたように

見えて、実は今後の

母子関係に深く関わることになる滝汗

 

正直、こうした環境で育つと

恋愛も人間関係も仕事も何もかも

上手くいかない人生となるゲロー

 

しかし、幼い頃に原因があったなんて

「忘れている」のだから

「なんで?」という答えのわからない

人生を歩んでいくのだ真顔

 

さて、ここで母親の行動は

非常に幼稚で、

「器」たる母の愛は何処へやら。

 

心の余裕など全くない。

 

こんな女性多いよなニヤニヤ

 

女の子が可哀想に見えるのだが、

母親が一番可哀想なのだポーン

 

そんな対応しかできない器の小ささ。

 

母にとって、自分の感情という

起伏の激しさを改善させるために

この女の子の存在があるのだウインク

 

母は、事あるごとに

こうした自分の不甲斐なさに

罪悪を感じるだろう。

 

それも年老いて自分の立場に

危うさを感じた頃。

 

人間は、死んでから悟っても遅い真顔

 

生きているうちに

出来る事は行動し、

是正し、

より良く生きる努力をする。

 

気付くのが遅くてもいいから

俯瞰して物事をみる癖をつけよう。

 

可哀想でもいいから、

そんな自分も受け入れられるような

生き方が必要だウインク

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