凡人の生き方 借金1000万への道 4

えびせやで将棋を指し続けました。

そのときの俺は、将棋、空手が習い事になっており、空手は全国大会にでるレベルではありましたが正直嫌いで、早く辞めたいと思っていました。逆に将棋ばかりやっていて、同じ年代の友達と遊ぶより、おじさんたちと将棋を指す時間が増え、家でも一人で詰将棋や棋譜並べ、苦手な戦法の克服研究をやってました。
とにかく楽しくて毎日将棋将棋。
その頃の一番の友達はえびせやで出会った薫さんという男性の方でした。とても陽気な方でよく将棋を指し、ご飯を奢ってもらい、家にもお邪魔して将棋を指すぐらい仲良くなりました。
そんなとき、本格的な将棋道場に連れて行ってもらい、藤原さんというプロにも勝つ実力をもつアマチュア指導員の方と出会いました。まさに当時の自分からしたら最強の人でした。僕はその強さに惹かれて、それからは道場に通うようになり、時々えびせやでも指す、そんな感じになりました。
そこでは高校生の人が数人とおじさんがメインで、中でも凄かったのはその藤原さんと道場高校生チャンピオンの高橋さんでした。この二人にはどうしてもコマ落ちでもなかなか勝てませんでしたね。当時小学5.6年生で1年ちょっと通ったと思います。
そして伸び悩みの時期が来ました。アマ二段の認定まで受けて、三段の壁をなかなか突破できなかった時に、全く勝てなくなってしまったのです。スランプ?とでもいえばいいのか、今まで負けなかった相手にも負け続け、卒業したはずの二枚落ち、4枚落ちでも勝てなくなり、とうとう三段の昇段試験も落ち、絶望しました。
自分の中では順調に駆け上がっていた自信があったので、当時の僕にはショックでショックで仕方なかったです。
もう、「なんで?なんで負ける?」
これしか出てこなくて、将棋を指すことが辛くなり、最終的にはあれだけ好きだった将棋辞めてしまいました。
力が戻ってくることが無かったんです。
今思えばですが非常にもったいないと思っています。後悔もあります。あのとき続けていたらだと思いが無いわけではありません。この経験が僕の人生に大きく作用しています。
なぜあのとき諦めてしまったのか?
諦めたらそこで試合終了
スラムダンクの安西先生もおっしゃってますが、本当にその通りだと思います。
小学6年生の最後には
空手を辞め
将棋を辞め
好きなことはゲームのみで、勉強もせずただなんとなく生きている生活に逆戻りしていました。
それでも頭を過ぎるのは、
本当はプロになりたい
けどもう無理だ。
そんな諦めだけがずっと頭に残っていました。
そして中学生になります。

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