凡人の生き方 借金1000万への道 16

東工大のAO入試。

東工大は関東では東大の一つ下。文系の一橋に対して、理系の東工大。そんなイメージ。
どんな入試かというと。
募集人数20人。倍率20倍。
数学2時間半で2問の試験を午前午後で1回ずつ。
つまり5時間で4問の入試が存在した。
数学自慢の集まるような入試体系であった。
燃えた。
そこに一発逆転を賭けた。
最後に残された高学歴へのチャンスと思った。
より数学に磨きをかけるために、数学だけを極め続けた。東大、京大、東工大の入試問題をベースに勉強したが、AO入試の過去問はそれを遥かに凌駕していた。
日本で1番難しい数学の入試だと思いましたね。
東大の後期入試のような感じを受けました。
もう偏差値では測れないレベルの戦いがそこにはありました。
戦いは受験ではなく、まさに数学そのものでした。
受験し、必死に喰らいたつもりではいましたが、誕生日の日に不合格通知をいただきました。
高校入試で負けたとき並みに悔しかった。
数学では負ける気が全くなかった。それだけの自信があったが、やられた。
上には上がいた。
自分の存在の小さいさを改めて実感したとき、涙が出ました。勉強で泣いたのはそう、高校入試以降か?
だが時期は冬。泣いてる暇なんてない。
入試が迫っている。
悔しい
悔しい
悔しい
この時初めて、勉強で天辺を取りたいと本気で思った。
センター試験まで約1ヶ月半
入試待ったなしのこの時期に、本気で願ったこと。
東工大の連中にも負けたくない。
勝ちたい。
勝ちたい。
勝ちたい。
、、、東大に行きたい。
不可能の重圧が凄かった。そしてまたしても、同じことを感じた。
「なんで俺は、自分で自分の可能性を否定していたのだろうか。他の科目も一年の頃からちゃんと勉強して、なぜ初めからトップを目指さなかった?なぜ東大を目指さなかった?
自問自答の繰り返し。
1ヶ月半今まで勉強しなかった国語、物理、社会を始めたが全く時間が足りなかった。そりゃ3年間でやるべきことを1ヶ月でやろうとしてうまくいくはずがない。
そんなことはわかっていた。
わかっていたけど。。。
センター試験と共に入試が始まった。
私立はちょっとした想定外のことも起こったが、無事理科大には合格し、最低ラインは超えた感じであった。
けど満足しなかった。
浪人して東大を目指そうか。
考えた。
親には理科大を受かったとき、かなり喜ばれた。高校入試で失敗していたこともあり、まさか受かるとは思ってなかったらしい。
けど、俺は満足してなかった。
満足なんかしやしない。
上には上がいる。。。

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