第二回 ハワイの人気飲食店のライセンスがもらえるまで!

前編: 第一回 ハワイの人気飲食店のライセンスがもらえるまで!
後編: 第三回 ハワイの人気飲食店のライセンスがもらえるまで!
YELP5つ星の飲食店をどう落とすか。
まず、毎日訪問して、懐に入り込む事は決めたが、まだ会社の情報が少なすぎる。
結論からいえば、僕は、日参した。いかに、相手に印象付け、飛び込むか。これが、重要だ。営業マン時代の知見から、論理的に交渉すべきか、エモーショナルに自分を気に入らせるか、どちらかだと思って、相手を知ってから戦略をねろうと思った。

訪問初日
お店に行き、僕は携帯をいじるふりをしながら、お店を伺った。恐らく時間にしては10分程度だろうか。ちょっとというか、だいぶ怪しい。
店内では、オーナーがお客さんに気軽に話しかけている。
日本のスタイルの飲食店ではあまりないが、海外ではオーナーや店長などお店のトップがお客さんに話しかけるというのは、意外と一般的だ。そして、その状況ではファニーな事が多い。問題は、店員に対して、どのように接しているかだ。恐らく、高校生だと思われる女の子が満面の笑みを浮かべながら、オーナーと話している。これは、エモーショナルな方向で行こうと決めた。

オーナーがレジに入っているタイミングで、僕は店に飛び込んだ!!!!
先払いシステムなので、商品を用意してもらいながら、僕は話しかけた。
「僕は、日本で有名な和菓子屋で、こちらの商品を勉強するために、お店に来たんです」
と言った。

すると、オーナーは満面の笑みを浮かべて、お客さん全員に言ってくれた。彼は、うちの商品を参考にするために、わざわざ、日本から来てくれたぞ!!と。

トラトラトラ。我、奇襲に成功せり。

掴みはOKだ。問題は、帰国日までに、いかに事業の話を持っていくかだ。しかし、僕には最大の強みがある。うちの実家が日本屈指の観光地に立地していることだ。

7日間の長期戦。僕は、日本人や日系人が来ることを願いながらお店に日参した。
お店に入る時は、タオルを巻いて、汗だらけで伺った。これは、三木谷さんが楽天の創業期、営業をする際に汗をかきながらお店に入り好感度を得たという楽天の奥義だが、その秘伝の奥義を惜しみなく使った。
なお、この奥義は汗臭くなるというデメリットを抱えており、最終日、オーナーと抱き合って別れを惜しんだが、その時に自分の汗の匂いを後悔することになる。

毎日お店に行くこと、お店に入るのは店が空いていてい、オーナーと話せること、そして可能なら日本人が居る事というタイミングを僕は待っていた。2日目は3時間くらいまったがそのタイミングは訪れなかった。3日目も4日目も、来なかった。

しかし、5日目チャンス到来!
日本人のグループがお店に入っていった。この時を僕は待っていた。
ここが、僕の勝負どころなのである。

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第三回 ハワイの人気飲食店のライセンスがもらえるまで!

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